元妻のアンバー・ハードを名誉毀損裁判で証言台に立ったジョニー・デップが、法廷で公開された数々の「悪口メール」を自分でも恥じていると語った。(フロントロウ編集部)

ジョニー・デップが元妻を罵るメールを送ったことに反省を示す

 俳優のジョニー・デップが元妻で同じく俳優のアンバー・ハード名誉毀損で訴えた裁判で、現地時間4月19日、ジョニー本人が証言台に立ち、自身にかけられたDV疑惑について否定したほか、過去に友人や知人に送ったとされる「悪口メール」についても言及した。

 フロントロウでお伝えしたが、今回の裁判で、友人のアイザック・バルークがジョニーから「(アンバーの)腐乱死体がホンダ シビックのトランクで腐敗することを望む」、「アイツのせいで、せっかくのいい生活が台無しだ」というメールを受け取ったことを認めたほか、ジョニーが彼の主治医や別の友人にもアンバーのことを罵る内容のメールを送っていたことがこれまでに明らかになっている。

画像: ジョニー・デップとアンバー・ハード。

ジョニー・デップとアンバー・ハード。

 法廷で問題のメールについて質問されたジョニーは、「いくつかの文面について自分でも恥じています。お恥ずかしい話ですが、カッとなってしまいました。そのときに感じた痛みによる熱量が暗いところへ向かってしまったのです」と弁解すると、「文章を書くときは、こうでなければならないということはありません。そして、ときに痛みはユーモアをもって対処しなければなりません。場合によっては非常にダークなユーモアも。私は『モンティ・パイソン』を見て育ったので、そうですね、ダークユーモアになりがちです。言葉というのは何かを強調するために使われたり、そのとき感じていることを表現するために使われたりしがちです。つまりこれは成長の証です。その失敗から学ぶのです。そこから学び、前に進んでいくのです。そうすることで、自分自身の言葉遣いや、何が大切で、何が必要で、何が必要でないかがわかってくるのです」と続けた。

 また、ジョニーは「私は文章で表現することが多いのですが、ハードさんから不適切な言葉を言われたあとそれが私の心や頭の中に入ってきて、友人に何かを表現するのに最適な方法を探しました。自分がやったことを大げさに言うこともあります」とも語っている。

 現地時間4月11日から始まった裁判は約1ヵ月半にわたって続く予定で、4月20日にはアンバーの弁護団によるジョニーへの反対尋問が行われるほか、今後、アンバーも証言台に立つことになる。(フロントロウ編集部)

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