表情豊かなベネディクト・カンバーバッチ
MCU作品でのドクター・ストレンジ役で知られ、映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』や『パワー・オブ・ザ・ドッグ』ではアカデミー賞にノミネートされた経験を持つベネディクト・カンバーバッチ。ドラマ『SHERLOCK 』は世界的大ヒットドラマとなり、その演技力の高さや賢いイメージは今でもファンの頭の中にあるだろう。
そして現実でも、女性共演者が男性と同じだけの賃金を得ていないのであれば出演しないと宣言したり、有害な男らしさ(トキシック・マスキュリニティ/Toxic Masculinity)について語ったり、最近ではロシアのウクライナ侵攻を受けて行動に移したりと、社会問題に取り組んできたことでも知られている。
一方で、ベネディクトは“カワウソ”に似ているというのがファンの間では大人気のネタになっており、イギリスのトーク番組『The Graham Norton Show』に出演した際には、本人みずからカワウソの真似をするというお茶目な一面も。そしてその他にも、彼がユーモアセンスを見せたことは何度もある。
ホームレスや家庭内暴力、貧困、メンタルヘルスなどの問題に取り組むために寄付を募るRed Nose Dayはイギリスでは一大イベントで、2021年のテーマは「面白さはパワーだ(Funny is Power)」。そこでベネディクトは、大御所俳優のジュディ・デンチと共演したのだが…、顔を吸われる。
吸われたと思ったら、吹かれる。ベネディクトの諦めて突風に吹かれる表情も面白いが、ジュディが笑顔で巨大な機械を持つ姿もジワるというもの。
今度は自ら自分を吸いだすベネディクト。
口はさすがに痛くないのか?とツッコミたくなってしまう。
また、セレブたちの社交の場でもあるウィンブルドン選手権を現地で鑑賞するベネディクトの姿は何度も目撃されてきた。2015年にはストローハットを着こなして試合を楽しんだが、熱中するあまり、なんだか瞳がうるうるしている。
そして…、どうしてもカワウソ感が出てしまうベネディクト。2016年にウィンブルドン選手権を鑑賞した時には、夫妻の隣の席には俳優のブラッドリー・クーパーがいた。
目元や口元の動き、その表情から、ファンから愛されるベネディクト。彼の様々な姿にはなんだかほっこりしてしまう。
(フロントロウ編集部)