※この記事には映画『ソー:ラブ&サンダー』のネタバレが含まれます。
『ソー:ラブ&サンダー』の脚本家が登場を知らなかったキャラクター
7月8日に全国公開を迎えたMCUの最新映画『ソー:ラブ&サンダー』で共同脚本を担当したジェニファー・ケイティン・ロビンソンによれば、本編に脚本の彼女も出演することを把握していなかったキャラクターが登場していたという。
そのキャラクターとは、MCU作品ではお馴染みのミッドクレジットシーンにラッセル・クロウ演じるゼウスと共に登場した、ゼウスの息子ヘラクレス。このシーンをもってMCU入りすることが明らかになったヘラクレスだが、ジェニファーによれば、ヘラクレスが登場することはおろか、Apple TV+のドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』のロイ・ケント役でも知られるブレット・ゴールドスタインがヘラクレスを演じることも把握していなかったという。
「私も他の人たちと同様に、プレミアでそのシーンを(初めて)観ました」とジェニファーは米Varietyに明かしている。『ソー:ラブ&サンダー』の最後には、「ソーは帰ってくる」というテロップが表示されたが、ジェニファーによれば共に脚本を手がけた監督のタイカ・ワイティティはそのことを知らなかったはずだといい、次のように続けた。「タイカが、ソーが戻ってくることを知らなかったように、私もロイ・ケントがヘラクレスを演じることを知りませんでした」。
「私自身もマーベルの大ファンなので、映画の中でサプライズがあったのはとても嬉しかったですね」と、1人のファンとしてはサプライズがあったことが嬉しかったと続けた上で、「ヘラクレスについて話されていたことは知っていました」とジェニファー。
「ヘラクレスについての会話は私が耳にしていいものではなかったと思うのですが、たまたま耳にしていたので。なのでシーンが始まった瞬間に、私はゼウスがヘラクレスに話しかけているんだということに気が付きましたね。誰がキャスティングされたかは知らなかったのですが、『これってヘラクレスじゃない?』って」と続けて、ヘラクレスが登場するかもしれないことは耳にしていたものの、ヘラクレスの登場や、ブレットが同役にキャスティングされたのは自分にとってサプライズだったと振り返った。
MCUの最新映画『ソー:ラブ&サンダー』は7月8日より全国公開中。(フロントロウ編集部)