『グレイマン』のライアン・ゴズリングは、家族が第一! 映画の撮影中に起こった育児あるあるとは?(フロントロウ編集部)

2人の子どもを育てるライアン・ゴズリング

 映画『君に読む物語』や『ラ・ラ・ランド』などを代表作に持ち、最近では『グレイマン』の公開や『バービー』の撮影などで姿を目撃されることが多いライアン・ゴズリング。元々は子役であり、何十年とトップ俳優としての地位を守ってきたライアンだが、家庭を第一に考え、行動してきたことでも有名。

 過去には専業主夫になりたいと話したこともあり、10年以上の関係であるパートナーのエヴァ・メンデスとは、ハリウッドスターカップルとしては珍しく、6歳と7歳になる子どもの育児にナニーを雇っていないと言われている。エヴァによるとライアンは家事も得意で、コロナ禍では子ども達のために、これまでのキャリア以上に2人の本業である演技をして子ども達を楽しませたそう。

 そのため、ライアンが仕事のオファーを受けるか決める時にも、家族とどう過ごせるかが大きな判断材料になっているよう。英Heatのインタビューでライアンは、「僕はまず父親」だとコメント。そして、『グレイマン』に出演した理由には、「これによって家族で様々な場所へ行くことができ、そこで子どもたちと一緒にいられることがありました」と明かした。

 『グレイマン』の撮影は、アメリカのカリフォルニアや、チェコのプラハで行なわれている様子が目撃されていたが、ライアンによるとフランスのパリにも行ったという。そこでの思い出について、子どもは親が意図しないところを楽しむという“育児あるある”も。

画像: 2人の子どもを育てるライアン・ゴズリング

 「面白いことですが、家族でフランスにも行って、ルーブル美術館といったいろいろな場所へ行きました。そしてもし今子どもたちに“フランスで気に入ったことは何だった?”と聞いたら、2人は“ホテルのフルーツ盛り合わせ”と言うでしょうね」

 撮影中には、育児と仕事の間に挟まれたおもしろ経験もあったそうで、「あるシーンでは、僕がベンチと手錠で繋がれていることが重要でした。私たちはプラハにいて、爆発も多く起こっていた。エヴァと子ども達も来ていて、近くのホテルに滞在していたんですが、あるシーンの最中に電話がかかってきたんです。そこでベンチの後ろに隠れて、自由な手を使って(電話に出て)、それはエヴァからだったんですが、『爆発はどれくらい続くの?娘たちのピアノのZoom授業があるの』と言われましたね」と、アメリカの朝の情報番組『Good Morning America』で話していた。

画像: プラハで目撃されていたライアン。もしかしたらこの時にエヴァと電話をしていた可能性も?

プラハで目撃されていたライアン。もしかしたらこの時にエヴァと電話をしていた可能性も?

 子どもを喜ばせられる作品に出たいと考えて出演作を決める俳優は多く、MCU作品に出演しているナタリー・ポートマンは以前、「今私のキャリアは、ただただ子どもたちに感心してもらおうとしているフェーズにあると思います」と話していた。 

(フロントロウ編集部)

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