俳優のジェシカ・チャステインが戦禍のウクライナを訪問し、病院に入院している子どもたちと交流した。(フロントロウ編集部)

ジェシカ・チャステインがゼレンスキー大統領と対面

 映画『インターステラー』や『355』に出演し、『タミー・フェイの瞳』ではアカデミー賞主演女優賞を受賞した俳優のジェシカ・チャステインは、チャリティ活動にも積極的に参加しており、人工妊娠中絶から避妊薬の処方や乳がん検査まで多くの医療サービスを提供しているNGO団体Planned Parenthoodを支援したり、コロナ禍ではヘルスケアワーカーたちに食事を提供したりしていた。

画像: ジェシカ・チャステインがゼレンスキー大統領と対面

 そんなジェシカが、現地時間2月24日にロシアに侵略されて以来まだ戦禍にいるウクライナを訪問。

 列車でウクライナの首都キーウを訪問したジェシカが訪れたのは、子どもたちが入院する病院。幼い子どもをあやすシーンが目撃されたが、病院では戦争で両親を亡くした子にも対面。ジェシカはその子の話を聞いている際、こらえきれず涙を流す場面も。そして近くにあった紙にクレヨンで「あなたはとても勇敢です」と自身のサインを添えてメッセージを送った。

 さらにジェシカはロシア軍に爆撃されたイルピエンを訪問し、その後ゼレンスキー大統領とアンドリー・イェルマーク大統領府長官にも対面して会談。ゼレンスキー大統領はその時の写真を自身のインスタグラムにアップしており、「アメリカの女優、ジェシカ・チャステインがウクライナを訪問してくれました。私たちにとって、このような有名人の訪問は非常に貴重なものです。おかげで、世界はより一層、我が国で起きていることの真実を聞き、知り、理解することができるのです。ジェシカ・チャステイン、サポートしてくれてありがとうございます!」とコメントを添えた。

 まだ戦禍のウクライナへは、ジェシカだけでなく、俳優のアンジェリーナ・ジョリーやベン・スティラー、そしてU2のボノとジ・エッジなども訪問し、市民を激励している。(フロントロウ編集部)

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