シンガーのクリス・ブラウンが、久しぶりに来日する可能性を示唆した。(フロントロウ編集部)

クリス・ブラウンが日本に来る?

 6月に約3年ぶり10枚目のアルバム『Breezy』をリリースしたクリス・ブラウンは、アメリカでツアーを行なっており、2023年からはヨーロッパでツアーを行なうことを発表。Under The Influenceツアーと題されたツアーだが、なんとクリスは日本も訪れることを示唆している。

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 クリスはヨーロッパツアーを発表した後、自身のインスタグラムラムで「日本、オーストラリア、ブラジル。みんなのことは忘れていないからね。私は行きますから、それは知っていてください」と、日本行きを宣言した。

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2016年には日本の入国許可が下りず来日公演は中止に

 しかしクリスは、過去に予定されていた来日がキャンセルになったことがある。

 さかのぼること約6年前の2016年9月に、クリスは東京国際フォーラムにて来日公演を行なう予定だったが、その約1ヵ月前LAの自宅で女性に拳銃を向けた容疑で逮捕された。クリスはその後、保釈金約2,500万円を支払い釈放されるも、この一件が理由で日本の入国許可が下りなかったと言われており、来日公演はキャンセルされることに。

画像: 2016年には日本の入国許可が下りず来日公演は中止に

 クリスは逮捕歴や暴力騒動を理由に、カナダやオーストラリアなど他国からも入国を拒否された経験を持つが、今回のツアーでは2015年に入国許可が下りなかったオーストラリアでついに公演が行なわれると報じられている。他国での緩和の動きを受けて、日本での公演実現に向けて力を入れているのかもしれない。

ファンもアンチも多いクリス、セレブたちからは擁護の声も

 クリスは2009年に当時の恋人リアーナに対するDVが発覚してからは、交際していた女性へのDVのほか、他のラッパーとの暴力事件や、有効な免許証を持たずに運転した容疑で警察からの捜査を受けてきた。

画像1: ファンもアンチも多いクリス、セレブたちからは擁護の声も

 根強いファンがいる一方で、過去の騒動を理由にアンチも多いため、先日開催されたアメリカン・ミュージック・アワードでは、クリスが最優秀男性アーティスト・ソウル/R&B部門を受賞すると、会場からは歓声とブーイングが入り混じった。これに対しては、プレゼンターを務めたケリー・ローランドがイラっとした表情をして、ブーイングしていた人たちに「落ち着きなさい」とピシャリ。

 「クリス、素晴らしいR&Bの音楽を作ってくれて本当にありがとうございます。この賞は私が代わりに受け取り、あなたに渡します。あなたを愛しています」と、クリスへの支持を示した。

画像2: ファンもアンチも多いクリス、セレブたちからは擁護の声も

 また、アメリカン・ミュージック・アワードでは、マイケル・ジャクソンのトリビュートパフォーマンスを行なう予定だったそうだが、クリスはリハーサル映像をインスタグラムにアップして、「これがAMAでのパフォーマンスになる予定でしたが、理由もなくキャンセルされました」とコメント。

 その後主催者側はETへの声明で、「生番組に変化はつきものであり、この業界ではよくあることです。残念ながら、AMAではこの要素はパフォーマンスに組み込むことができなかったのです」と語り、原因はクリスにはないことを強調した。

 また、ケリー以外にも、オーディション番組『アメリカン・アイドル』のシーズン6で優勝したジョーダン・スパークスはAMAの開催後、誰もが過去にとらわれることなく、「成長し、学ぶ」チャンスを得るべきだと米TMZに話した。

 2023年に日本にやってくるとしたら、10年以上ぶりの来日。果たして日本で公演を行なうことはできるのだろうか?(フロントロウ編集部)

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