ディズニーランドで着ていたTシャツのイラストを注意されたゲストが“噂の紙”を渡された。(フロントロウ編集部)

ディズニーランド、ゲストが着ていた「Tシャツのイラスト」が問題視される

 ディズニーランドで着ていたTシャツのイラストを注意されたゲストが、キャストから“噂の紙”を渡される出来事があった。その紙とはパーク内のショップで使える商品券。正確には「No Strings Attached」と呼ばれるもので、商品券としてだけでなく、アトラクションやミート&グリートの優先券など、状況に応じてさまざまな使い方ができるようになっている。

画像: ディズニーランド、ゲストが着ていた「Tシャツのイラスト」が問題視される

 この日、男性が着ていたTシャツには裸の女性のイラストが描かれていた。一応、アメリカのディズニーランド/ディズニーワールドの公式サイトに載っているドレスコードには、「当社が不適切と判断した服装や、他のお客様の体験を損なう可能性のある服装をしている方の入場をお断りさせて頂く場合がございます」と記されているが、今回は入園前のセキュリティチェックを通った後ということもあり、ディズニー側の都合で服を着替えてもらう=購入費用もディズニーが持つという対応になったものと思われる。

 ちなみに、衣服に描かれたイラストや文言は見落とされるケースが多いが、肌の露出が多い服については、公式サイトのドレスコードの欄に「ファミリーフレンドリーな環境下において不適切と思われる過度な肌の露出がある服装」という明確な記述もあることから、厳しく取り締まっている。 

 以前は、露出度の高い服を着たゲストに対しても“商品券を渡して新しい服を手に入れてもらう”という対応が取られていたが、一部のゲストが「ディズニーでタダで服を手に入れる裏ワザ」というかたちでTikTokに動画を投稿し、それが広く拡散されたことで、「露出度の高い格好をすれば無料で服がもらえる」という誤った認識が広まり、便乗する人が続出。ディズニーがこの件について公に言及したことはないが、現在は入園をあきらめるか違う服に変える、もしくは“自費”で新しい服を買うという対応に変わったと言われている。(フロントロウ編集部)

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