エヴァ・グリーンが映画制作会社を訴え、そして反訴されている裁判。法廷の雰囲気がかなりピリピリしており、『007』のダニエル・クレイグの名前が飛び出すことも。(フロントロウ編集部)

エヴァ・グリーンと映画制作会社の間で裁判

 映画『007 カジノ・ロワイヤル』や『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』などで知られる俳優のエヴァ・グリーンが、映画制作会社White Lantern Ltd.を訴えている。彼女は、『A Patriot』という映画に主演する予定だったが、プロジェクトは金銭的理由から2019年にとん挫。しかしエヴァは、それでもなおWhite Lanternは彼女に100万ドル(約1億3,000万円)を支払う義務がある契約だとしている。

 しかしWhite Lantern側はエヴァを反訴。エヴァは『A Patriot』の脚本を買い、自分自身で映画を作るために、意図的にプロジェクトをつぶしたと主張している。

エヴァ・グリーン、法廷でアプリ内の会話を暴露され「屈辱的なこと」

 裁判はイギリスのロンドンで進められており、そのなかでは、エヴァがエージェントや関係者に送ったメッセージも公開された。

 メッセージの中でエヴァは、金融会社のSherborne Media Financeのことを「最低野郎達(arseholes)」「惨めな人々(sad little people)」と呼んだり、プロデューサーの1人を「邪悪」「悪魔」と呼んだり、撮影スタジオのスタッフを「クソみたいなペザント(※無教養な低所得者という意味のスラング/shitty peasants)」と表現したりしていた。まだ『A Patriot』のプロジェクトのことは、「クソなB級映画(B-shitty-movie)」と説明。

 さらにWhite Lanternの弁護士は、エヴァが過剰で負担となるほどの要求をプロジェクトに対してしていたと主張している。エヴァは『A Patriot』において、エグゼクティブプロデューサーも務める予定だった。

画像: エヴァ・グリーン、法廷でアプリ内の会話を暴露され「屈辱的なこと」

 エヴァは自身の言葉遣いについて、「とてもストレートな物言い」だと認めたうえで、「(チャットアプリ)WhatsAppでのメッセージが法廷で見せられることになるとは思っていませんでした。それだけでも非常に屈辱的なことです」と話した。

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