ビリー・アイリッシュがSNSのアプリを削除したワケ
インスタグラムのフォロワーが1億人以上いるシンガーのビリー・アイリッシュが、自身のスマホからSNSのアプリをすべて削除したことをポッドキャスト『Conan O’Brien Needs A Friend(原題)』を明かした。
SNSが当たり前の環境で育ったビリーにとって、アプリを削除することはある意味「一大事」だったそうで、10代になってiPhoneを手にした頃から「ネット上の人たちが仲間で、自分もそのひとりだった」と言うと、SNSと距離を置くという目的以外にもアプリを削除した理由があると語った。
「私は今、インターネットに出る側の人間です。そうなってから何年も、私は自分自身や暮らしを何ひとつ変えることなく、自分のやっていることを続けてきました。そして、だんだんとネット上に出回っている自分の動画や情報を目にするようになりました。『最悪』って感じで好きになれませんでした。あと、インターネットの怖いところは騙されやすくなることです。インターネットで読んだことは何でも信じちゃうんです。それが馬鹿げていることは百も承知だし、やめた方がいいのはわかっています。(ネット上に)真実なんかほとんどなくて、真実ではないという証拠だってあります」
ちなみに、ビリーのインスタグラムは今も更新されているが、同じようにインスタグラムのアプリをスマホから削除したセレーナ・ゴメスは、気が向いたときだけアカウントにアクセスする権限を持つアシスタントのスマホから投稿を行なうという方法で更新を続けていたので、ビリーも同様の手法を用いているのかもしれない。(フロントロウ編集部)