エマ・ワトソンの初恋相手であるトム・フェルトン
2021年に1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』から公開20周年を迎えた映画『ハリー・ポッター』シリーズ。2022年には20周年を記念した特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』が配信されて、番組で久しぶりに再会したキャストたちが語る思い出の数々が注目を集めたが、中でも特に話題になったトピックの1つが、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンが明かした、マルフォイ役トム・フェルトンへの思い。
かねてより、トムが“初恋相手”であることを公にしていたエマは、番組のなかでトムに恋に落ちた瞬間を振り返り、当時セットで授業を受けていた際にトムが描いていた絵を見て、その感性に惹かれたと明かした。
エマによれば、トムは「私よりも3歳上なので、彼は『君は妹のような存在だよ』っていう感じでしたけど」と言うが、一方で、「僕は彼女のことをとても大切に思うようになっていきました。僕はずっと彼女のことが好きでしたし、それはこれからも変わりません。何というべきか分かりませんが、ずっと親近感のようなものがありましたね」とトム。必ずしも恋心ではないものの、エマへの愛はずっと持ち続けていたと明かした。
トム・フェルトンが夢中になった『ハリー・ポッター』俳優
『ハリー・ポッター』シリーズ終了後も、プライベートでたびたび交流するなど、今でも仲の良い友人同士として知られるトムとエマ。トムの言葉通り、彼は撮影していた時からエマに親近感を持っていたそうだが、そんな彼に恋心を抱いていたエマとは違い、彼が夢中になっていたのは別の共演者だったそう。
その共演者とは、ベラトリックス・レストレンジ役のヘレナ・ボナム=カーター!
トムは以前、英Evening Standardにヘレナについて次のように語っている。「僕はヘレナ・ボナム=カーターにちょっとした恋心を抱いていました。彼女はものすごくユニークで、クレイジーな要素を加えたイギリスの薔薇のような人なんです。フランス製のヴィンテージものの服を着ていて、ものすごく魅力的です。カメラが回っていないときにはハグをしてくれたり、優しくしてくれるのに、カメラが回った途端にサイコへと変貌します。観ているだけで驚かされます」。
撮影中にヘレナの性格や俳優としての驚異的な演技力にすっかり魅了されたというトム。ちなみに、主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフも、ヘレナに恋心を抱いていた過去を明かしていおり、多くの俳優たちがヘレナに魅了されていたよう。(フロントロウ編集部)