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『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』高評価も興行苦戦

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『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』高評価も興行苦戦
Ynon Kreiz, from left, Travis Knight, Camila Mendes, Nicholas Galitzine, Alison Brie, Morena Baccarin and Courtenay Valenti attend a special screening of "Masters of the Universe" at Regal Times Square on Monday, June 1, 2026, in New York. (Photo by Evan Agostini/Invision/AP)

 ヒーマンで知られる1980年代の玩具・アニメを実写化した映画『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』が、6月5日に米国で公開された。批評家からは「2026年最大のサプライズ」と高い評価を受ける一方、巨額の製作費に対して興行成績は伸び悩む見込みで、明暗が分かれている。(フロントロウ編集部)

「2026年最大級のサプライズ」——批評家は高評価

 本作の監督は、アニメ映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』などで知られるトラヴィス・ナイト。

 5月の先行上映を経て、批評家からは「2026年最大級の驚きの一つ」「マーベルの『マイティ・ソー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に通じる」といった称賛が相次いだ。観客満足度を示すスコアも高く、作品そのものの完成度を評価する声が目立つ。

興行は伸び悩み——巨額の製作費が重荷に

 しかし、興行面では別の課題が見えている。各メディアによると、木曜夜のプレビューは440万ドル(約7億円)、木曜プレビュー分を含む金曜興収は1,210万ドル(約19億4,000万円)にとどまり、初週末の成績は約3,100万ドルと見込まれている。

 本作の製作費は1億7,000万ドル(約272億円)規模と報じられている大作。アマゾンMGMスタジオとマテルが送り出したこのプロジェクトにとって、現状の数字は厳しいと言わざるを得ない。同じ週末に公開されたパロディ・コメディ『最終絶叫計画 令和!』(日本公開は6/26(金))が5,200万ドル(約83億円)超を見込む好調ぶりとは、対照的な滑り出しとなっている。

※2026年6月7日時点の為替レートで換算

評価と興行の“ねじれ”——今後の巻き返しは

 高い評価を受けながら、初動の数字が振るわない——この“ねじれ”がなぜ生まれたのかが議論を呼んでいる。なお、週末の最終的な数字はまだ確定しておらず、口コミによる巻き返しがあるかどうかが今後の焦点となりそうだ。

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