ダイアナ妃の誕生日に、ウィリアム皇太子が選んだ「最善のトリビュート」


7月1日は、ダイアナ妃が存命なら65歳の誕生日にあたる日だった。息子のウィリアム皇太子は、母が生前に情熱を注いだホームレス支援活動を通じて追悼の意を示した。(フロントロウ編集部)
活動の原点はダイアナ妃との幼少期の体験
ウィリアムがダイアナ妃のホームレスへの関心と出会ったのは、幼い頃に母に手を引かれてホームレス支援施設を訪問したときのことだった。その記憶が、ウィリアムが2023年に立ち上げた5年間の「ホームワーズ」イニシアチブの原点となっている。
ホームワーズは英国各地の6地域を拠点として、ホームレス問題を「まれで、短期的で、繰り返さない」状態にすることを目標に掲げたプロジェクト。今年は立ち上げから3周年の節目にあたり、これまでにホームワーズ基金から約260万ポンド(約5億6,000万円)が配分されてきた。
ウィリアムの側近は、この取り組みをダイアナ妃の誕生日に際して表に出したことについて「彼にできる最も意味のあるトリビュート」と表現した。ダイアナ妃がすべての人に尊厳と思いやり、実際的なサポートを受ける権利があると信じていたという価値観を、ウィリアムは活動を通じて継承している。
沈黙ではなく行動で追悼
65歳の誕生日を迎えていたはずのダイアナ妃の記憶は、英国内外で今も色あせない。ウィリアムは近年、誕生日や命日に合わせて社会的弱者への支援活動を前面に押し出す形で追悼を行なうようになっており、今年も同じスタイルをとった。
英国ではホームレス問題が都市部を中心に深刻化しており、ホームワーズのような王室による継続的なアドボカシー活動への関心も高まっている。













