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キアヌ・リーブス61歳、俳優・ミュージシャンとして輝き続ける現在

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キアヌ・リーブス61歳、俳優・ミュージシャンとして輝き続ける現在
Keanu Reeves attends the world premiere of Apple TV's "Outcome" at AMC Lincoln Square on Monday, April 6, 2026, in New York. (Photo by Evan Agostini/Invision/AP)

長年“ハリウッドで最も愛される俳優”と呼ばれてきたキアヌ・リーブスが、還暦を過ぎた61歳のいまも、俳優業に音楽活動、そしてプライベートまで、充実した日々を送っている。(フロントロウ編集部)

「天使」からスキャンダルに揺れるスターまで、途切れない映画出演

 1964年9月生まれのキアヌ・リーブスは、2024年に還暦を迎えた。『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズで世界的なアクションスターの地位を確立し、俳優として40年近いキャリアを誇るが、その勢いはいっこうに衰える気配がない。ここ1年ほどのあいだにも、まったく毛色の異なる2本のコメディ映画で主演を務めている。

 1本目が、2025年10月に全米公開されたコメディ映画『幸運』。コメディアンのアジズ・アンサリが長編監督デビューを飾った作品で、キアヌは人間の暮らしに介入しようとする“天使”ガブリエルを演じた。ある出来事をきっかけに翼を失ってしまう役どころで、セス・ローゲンらと共演している。

 同作は2025年9月にトロント国際映画祭でプレミア上映されたのち、米時間10月17日に全米公開された。興行収入は約2,600万ドルと製作費の3,000万ドルを下回ったものの、批評家からはおおむね好意的に受け止められ、キアヌの飄々とした演技を評価するレビューも見られた。

 そして2026年4月には、Apple TV+で配信されたブラックコメディ『アウトカム』が登場。俳優ジョナ・ヒルが監督・脚本を手がけた作品で、キアヌはスキャンダルの脅迫を受けて“謝罪ツアー”に乗り出すハリウッドスター、リーフ・ホークを演じた。キャメロン・ディアスやマット・ボマーらが脇を固め、天使役とは対照的な役柄に挑戦した。

 なお、キアヌを長年支えてきた恋人でアーティストのアレクサンドラ・グラントは、この2作の公開イベントにそろって姿を見せている。米Just Jaredによると、2026年4月にニューヨークで行なわれた『アウトカム』のプレミアにも、2人はそろって出席した。

バンド『Dogstar』でも活動

 キアヌの「もうひとつの顔」が、ベーシストとしての活動だ。彼が在籍するオルタナティブ・ロックバンド、『ドッグスター』(Dogstar)は、ドラマーのロバート・メイルハウス、ギター&ボーカルのブレット・ドムローズとの3人組。1991年にロサンゼルスで結成された歴史あるバンドで、キアヌはベースを担当している。

 バンドの始まりは1991年、スーパーマーケットでのロバートとキアヌの偶然の出会いだったという。アイスホッケーのファンだったキアヌが、デトロイト・レッドウィングスのユニフォームを着ていたロバートに声をかけたことがきっかけで意気投合し、ガレージでのセッションからバンドへと発展していった。1990年代にはキアヌの俳優としての知名度もあって注目を集めたが、2002年にいったん活動を休止している。

 その後、2020年ごろから曲づくりを再開し、2022年に再結成を発表。2023年には21年ぶりとなる来日公演も行なっている。そして最新アルバム『All In Now』を2026年5月29日にリリースしたばかり。俳優としてだけでなく、ミュージシャンとしても現役であり続けている。

7年連れ添う恋人アレクサンドラ・グラント

 プライベートで隣にいるのが、ビジュアルアーティストのアレクサンドラ・グラントだ。2人が初めて一緒に仕事をしたのは、キアヌが手がけた著書『Ode to Happiness』でコラボした2011年にさかのぼる。アーティストと文章の書き手として本づくりをともにし、長年の友人・仕事仲間としての関係を経て、カップルとして初めてレッドカーペットに登場したのが2019年のことだった。

 派手な熱愛報道とは無縁ながら、映画のプレミアやイベントに手をつないで登場する姿がたびたび目撃されており、交際が公になってからすでに7年目に入る。派手な結婚報道や破局報道がないまま、静かに、しかし確かに関係を積み重ねている。

 映画に音楽に、そして穏やかなパートナーとの日々。「ハリウッドで最も謙虚なスター」とも言われるキアヌ・リーブスの61歳は、公私ともに充実したものとなっている。

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