7月27日(現地時間)に開催された映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のLAプレミアで、ゼンデイヤが夫トム・ホランドとともにレッドカーペットに登場した。目を見張るほど精緻な衣装には、長年タッグを組むスタイリスト、ロー・ローチのある「意図」が込められていた。(フロントロウ編集部)
クモの触肢を思わせる黒いドレス、その意図
ゼンデイヤが身にまとったのは、アシ・スタジオの2026年秋冬クチュールコレクションの一着だ。ブラックサテン製のストラップレスのコルセットボディスには深いVネックが入り、肩の部分にはクモの触肢を思わせる立体的な装飾が施されている。ウエストから下には、ボリュームのあるプリーツスカートと長いトレーンが広がり、ダイヤモンドをホワイトゴールドにあしらい、オニキスとブラックラッカーで彩ったブシュロンのペンダントイヤリングを合わせた。
このドレスを読み解く鍵は、スタイリストのロー・ローチによるコメントにある。「クモを抽象的に表現したものです。私たちのなかでは、女性が別の何かへと変容していくイメージなんです」。
これは単に作品を連想させるだけの衣装ではない。触肢のように立ち上がる装飾は、「クモの巣ではなく、クモそのもの」を全身で表現する演出だ。ゼンデイヤは本作を含む4作品でMJを演じており、今回のドレスは、これまでの「メソッド・ドレッシング」の集大成ともいえる。
夫婦となった2人がそろって登場
ゼンデイヤとトム・ホランドは2024年末に婚約。ロー・ローチが2026年3月に結婚していたことを明かし、ホランドも同年6月のインタビューで結婚を認めた。この日のプレミアでは、夫婦となった2人がそろってレッドカーペットに登場した。同作では、ホランドがピーター・パーカーを、ゼンデイヤがMJを演じており、スクリーンの内外でパートナーとなった2人の共演が続いている。
プレスツアーを通じて”スパイダーマンカラー”の装いを披露し続けたゼンデイヤにとって、このプレミアドレスは、今回のプレスツアーを締めくくる装いでもある。ツアー中は各都市でクモの巣やスパイダーマンを連想させる衣装を選んできたが、プレミアでは「クモの巣ではなく、クモそのもの」を体現するドレスで登場した。
















