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ドラコ・マルフォイとは?性格と大人になったその後、「本当はいいやつ」説を解説

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ドラコ・マルフォイとは?性格と大人になったその後、「本当はいいやつ」説を解説
画像:FRONTROW編集部

ドラコ・マルフォイは、『ハリー・ポッター』でハリーのライバルとして登場するスリザリン生だ。いじめっ子として登場しながら、シリーズが進むほど目がはなせなくなり、いまや「いちばん愛される敵役」と呼ばれる。性格や物語での歩み、大人になってからのその後、「本当はいいやつ」と言われる理由、そして演じたトム・フェルトンが語る本音までをまとめて解説する。

ドラコ・マルフォイとは?

項目内容
フルネームドラコ・ルシウス・マルフォイ
誕生日1980年6月5日
所属寮スリザリン
家族父ルシウス、母ナルシッサ
立場ハリーのライバル。純血の名門マルフォイ家のひとり息子
演じた俳優トム・フェルトン

初登場は1作目『賢者の石』。ハリーに握手をことわられた瞬間から、2人のライバル関係が始まった。

ドラコの性格。「いやなやつ」で終わらない理由

口が悪くて、いばりんぼうで、ハリーたちをからかってばかり。それでもドラコが憎みきれないのは、その意地悪の根っこに「父に認められたい」「名門の息子らしくあらねば」というプレッシャーが見えるからだ。

実際のドラコは、決められた道からはみ出す勇気を持てない、ふつうの少年でもある。ファンの間で「本当はいいやつ」説が根強いのは、彼の弱さが物語の後半でていねいに描かれるからにほかならない。

ドラコの歩み。いじめっ子から、追いつめられる少年へ【沿革】

ドラコの7年間は、「いばっていた少年が、少しずつ逃げ場を失っていく物語」だ。時系列でたどると、その変化がよくわかる。

幼少期:純血の名門に生まれて

ドラコは、豪華なマルフォイの館でひとり息子として育った。「純血の魔法族こそが上」という考えを当たり前のように教えられ、それを疑わないまま11歳になる。ドラコの意地悪は、生まれつきの悪意というより、家の教えをそのまま口にしていたものだった。

1作目:ハリーに握手をことわられる

ホグワーツ入学直後、ドラコはハリーに「ぼくと友だちになったほうがいい」と手をさしのべるが、ことわられてしまう。名門の息子として当然うまくいくはずだった友だちづくりの、最初のつまずき。ここから7年におよぶライバル関係が始まった。

2〜5作目:いじめっ子の全盛期

ハリーたちをからかい、ハグリッドやバックビークを困らせ、2年目からはクィディッチのシーカーとして対決もした。5作目では取り締まり側の「尋問官親衛隊」にも参加して、いばりっぷりは最高潮に。ハリーとの呪文対決は、公式のシーン動画で見ることができる。

6作目:16歳で「死喰い人」になる

物語が大きく動くのは6作目『謎のプリンス』。父ルシウスの失敗のせいで、ドラコはヴォルデモートからダンブルドア暗殺という重すぎる任務を押しつけられる。仲間を学校に引き入れるためキャビネットの修理に明けくれ、体調をくずし、トイレでひとり泣きくずれる。いじめっ子だった少年が、いちばん追いつめられた少年になった瞬間で、シリーズ屈指の名シーンだ。そして最後の場面でも、ドラコはダンブルドアに杖を向けたまま、引き金を引けなかった。

7作目:家族のために沈黙する

最終作『死の秘宝』では、マルフォイ家そのものがヴォルデモートにおびえる側になっていく。連れてこられたハリーの顔を確認するよう求められたドラコは、「わからない」と答えて時間をかせいだ。かつてのライバルを、はっきり売らなかったのだ。終盤にはハリーに命を救われ、母ナルシッサは「ハリーは死んだ」とうそをついて息子のもとへ急ぐ。最後にマルフォイ家を動かしたのは、ヴォルデモートへの忠誠ではなく家族への愛だった。

19年後:プラットフォームで

エピローグでは、自分の息子を見送る父になったドラコが登場する。ハリーたちと交わすのは、軽いうなずきだけ。仲直りの言葉はなくても、憎しみが終わったことだけは伝わる、静かないいラストシーンだ。

ドラコのその後。結婚して父になった

最終作のラストで描かれる19年後、ドラコはアストリア・グリーングラスと結婚し、息子スコーピウスの父になっている。プラットフォームでハリーたちと軽くうなずき合う姿は、かつてのとげとげしさが消えた大人の距離感だった。

続編の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』では、そのスコーピウスがハリーの息子アルバスと親友になるという、親世代には考えられなかった友情が描かれる。

「マルフォイにはハグが必要」。演じたトム・フェルトンが語るドラコ

約10年ドラコを演じたトム・フェルトンは、米ETのインタビューでドラコについて「彼は素晴らしいよ」と語った上で、「あらゆる側面を持っていて、誤解されているところがある。ちょっと子供っぽいところもあるよね」と分析している。

さらに「彼にはハグが必要なんだ。彼には愛が必要なんだよ」とも語っており、演じた本人こそが誰よりドラコを深く理解していることが伝わってくる。このインタビューの詳しい内容や、トム・フェルトンの日本での人気ぶりもあわせて読んでほしい。

出演時間はたったの31分だった

これだけ強い印象を残しながら、シリーズ8作でのドラコの合計出演時間は約31分だったという計算があるのも有名な話。短い出番でここまで愛されるキャラクターは、映画史でもそう多くない。出演時間31分の詳しい話や、キャスト全員の現在もあわせて楽しんでほしい。(フロントロウ編集部)

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