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強さを見せない、という選択。ナルシソ ロドリゲスの新作メンズ香水

FRONTROW Editorial Dept.
BY FRONTROW Editorial Dept.
強さを見せない、という選択。ナルシソ ロドリゲスの新作メンズ香水
画像提供:ナルシソ ロドリゲス

ナルシソ ロドリゲスの「フォーヒム コレクション」に、新しい香りが加わる。「ナルシソ ロドリゲス フォーヒム ムスクサンタル オードパルファム インテンス」が、2026年10月7日(水)より全国発売される。50mLで14,190円(税込)。(フロントロウ編集部)

誇示しない男性性、というコレクションの思想

フォーヒム コレクションがこれまで描いてきたのは、男性性を誇示しないという選択だ。強さを外に示すのではなく、静けさや抑制、余白のなかに宿る自信。ムスクを核に据えた香りは、肌の延長のように寄り添いながら、纏う人本来の輪郭を浮かび上がらせる。

香水を纏うことで何かを足すのではなく、内側にすでにある魅力を引き出す——近づくほどに印象が深まる、という設計思想である。新作「ムスクサンタル」は、その思想をより濃密に、質感と情緒で表現した一本だ。確固たる自信と繊細な感性を併せ持ち、佇まいそのもので魅了する現代の男性像へのオマージュとして生まれている。

ナルシソ ロドリゲス フォーヒム ムスクサンタル オードパルファム インテンスとクラリセージ、ジュニパー、サンダルウッド
画像提供:ナルシソ ロドリゲス

凛とした静けさと、肌に溶ける野性味

香調はウッディ ムスキー。調香を手がけたのはフロリアン・ガロだ。

静寂のなかに、トップノートのクラリセージとジュニパーが凛と立ち上がる。その瑞々しさを包み込むように、ハートノートのムスクが肌の上で穏やかに溶けていく。やがてベースノートのサンダルウッドとシダーウッドが重厚なぬくもりを重ね、語らずとも漂う深遠な余韻が残る。

この香りが物語る美学は、内に秘めた相反する「二面性」の美しさにある。凛とした静けさと包み込むような温もり。洗練された品格と、肌に溶け込む野性味。一見すると対極にある要素が肌の上で引き合い、複雑に交差することで、飾り立てない本来の姿が立ち上がる。静と動、光と影——この繊細なコントラストをあえて声高に主張せず、密やかに纏うことこそが現代における確かな美学だという。

ボトルにも「対比による対話」

その構造は、プロダクトデザインにもそのまま反映されている。建築的でシャープなラインを誇るフロストグレーのガラスボトルは、滑らかな質感で洗練された静寂さを演出する。対してトップを飾るのは、チャコールグレーのナチュラルウッドのキャップ。天然木ならではの温かみと、無骨な素材感をもたらす。

異素材同士が織りなすこの相互作用は、ボトルの中に秘められた二面性を宿す香りの構造そのものだ。手にした瞬間から、空間に置いた佇まいまで、研ぎ澄まされたオブジェのような気配を放つ。

フロストグレーのガラスボトルとチャコールグレーの木製キャップ
画像提供:ナルシソ ロドリゲス

「フォーハー」と対をなす、光と影のデュオ

2026年、ナルシソ ロドリゲスはウィメンズとメンズの境界を超えて響き合うデュオを完成させた。

4月に登場した「フォーハー ピュア ムスク ブラン オードパルファム インテンス」は、まっさらなリネンと輝く白い花々が解き放つ、純白の輝きと光の世界観。そして今回の「フォーヒム ムスクサンタル オードパルファム インテンス」は、清々しいアロマと重厚なサンダルウッドの陰影が織りなす、静謐で深遠な余韻の世界観だ。

この2つは、ブランドのシグネチャーである「ハートオブムスク」でつながっている。光と影のように互いを引き立て合う組み合わせは、単なる男女のフレグランスという枠を超えて、パートナーと響き合いながら自分らしさを高め合う、新しいペアフレグランスの提案でもある。

取扱いは、資生堂銀座本店「SHISEIDO THE STORE」、資生堂公式ECサイト「資生堂オンラインストア(SHISEIDO ONLINE STORE)」、取扱百貨店、取扱いコスメショップほか。

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