オマール・シー主演の『Lupin/ルパン』が、3年ぶりの新作となるパート4でNetflixの週間ランキング首位に輝いた。新作の人気に牽引される形で、パート1からパート3までもがそろって週間トップ10に返り咲いている。(フロントロウ編集部)
1週間で1,080万回視聴、過去のシーズンも再浮上
Netflixが米時間11月3日に発表した10月26日~11月1日の週間ランキングで、『Lupin/ルパン』パート4は1,080万回の視聴を記録し、非英語シリーズ部門で1位を獲得した。同じ週に英語シリーズ部門で1位だったマシュー・ペリーのドキュメンタリー『The One About Matthew Perry(原題)』の950万回も上回り、言語を問わず全シリーズの中でトップとなった。
さらに、過去のシーズンもランキングに返り咲いた。非英語シリーズ部門では、パート1が2位(520万回)、パート2が6位(320万回)、パート3が8位(300万回)にランクインし、トップ10のうち4枠を『Lupin/ルパン』が占めた。新作の配信開始が、過去のシーズンの視聴数も押し上げた形だ。
ただし、視聴数は前作ほどの勢いではない。米『Deadline』によると、パート3は配信2週目に1,410万回の視聴を記録しており、パート4の数字はそれを下回っている。シリーズ作品の新シーズンで視聴者をつなぎとめる難しさは、Netflix全体の課題にもなっているという。
刑務所から始まる、ルパン「不在」の物語
パート4は米時間10月23日に全8話が一挙配信された。物語の舞台はパート3の結末から4年後。主人公アサン・ディオプは依然として刑務所に収監されており、ルパンとして生きることをやめ、刑期を終えたら息子との約束どおり、セネガルにいる家族に会いに行くつもりでいる。
ところが、「ルパン」の名を使い、複数の美術館を同時に襲うという予告が出される。厳重な警備をかいくぐって盗みが実行され、防犯カメラには現場にいるはずのないアサンの姿まで映っていた。身に覚えのない罪を晴らし、偽者の正体を暴くため、アサンは脱獄し、再びルパンとして活動を始める。
今シーズンからは、主演のオマールが『グランド・イリュージョン』のルイ・レテリエ監督とともに、ショーランナー(制作総責任者)を務めている。シリーズの生みの親であるジョージ・ケイは、パート3を最後に制作から離れた。オマールは米『The Hollywood Reporter』のインタビューで、映像のスケールやアクションを拡大し、敵もこれまで以上に強く、賢い存在にしたと語っている。
「ルパンは、演じていていちばん楽しい役なんです。アクションもドラマも、ちょっとしたコメディも、ひとつの作品でひとりのキャラクターがこなす。そんな役はめったにありません」
Netflixによると、パート1とパート2は同社の非英語シリーズ歴代人気ランキングで、それぞれ5位と9位にランクイン。シリーズはこれまでに90を超える国でトップ10入りを果たしている。また、パート1からパート3がフランス経済にもたらした経済効果は、9,000万ユーロ(約158億円)を超えるという。



















