ディズニー・チャンネルの人気ドラマ『スイート・ライフ』で双子の弟コール・スプラウスと主演を務めたディラン・スプラウスが、番組の二次使用料(再放送や配信などに伴い出演者へ支払われる報酬)について明かした。これまでに受け取った小切手は、わずか1枚。金額はたったの5セント(約8円)だったという。(フロントロウ編集部)
届いたのは『ハンナ・モンタナ』とのクロスオーバー回の1枚だけ
米『E! News』によると、ディランがこのエピソードを明かしたのは、ブレンダン・コロンバスとともに配信しているポッドキャスト『Wildmen』の米時間11月3日配信回。ゲストには、ホテルの支配人ミスター・モーズビーを演じたフィル・ルイスを迎えていた。
ディランは「『スイート・ライフ』で受け取った二次使用料の小切手は、『ハンナ・モンタナ』とのクロスオーバー回の5セントの1枚だけ」と明かし、「二次使用料がいちばんありがたかったはずの時代に、テレビで指折りの人気番組だったのに、それ以外の支払いは一度もなかった」と続けた。
2005年から2008年まで3シーズンにわたって放送された同作は、ディランによると、視聴率で『ザ・ソプラノズ』を上回った時期もあったという。さらに、80の言語に翻訳され、世界各国で放送されていたといい、ディランは「信じられないよね」と、今でも時折この話を思い出すそうだ。
30話撮影しても「1シーズン」扱いだった
フィルは、出演者たちが結んでいた契約の内容にも言及した。ディズニーは、1年間に何話撮影しても、それを1シーズンとして扱うことができたという。
「あるシーズンは30話撮影しました。でも、契約上は1シーズンという扱いでした。そうすれば、シーズンごとの昇給分を支払わずに済むからです」とフィルは振り返った。米『E! News』はディズニーにコメントを求めたが、回答は得られていない。
ディランが子役時代の働き方に疑問を投げかけたのは、今回が初めてではない。9月には同じポッドキャストで、子役の仕事を「児童労働」と表現し、話題になった。
共演者への感謝と、リブート版に否定的な理由
とはいえ、番組そのものへの愛情は変わらない。ディランはフィルに「現場で父親のような存在だったあなたがいなければ、番組は家族のような雰囲気にはならなかったし、2年も続かなかったと思う」と感謝を伝え、共演者についても「今でもみんなが大好き」と語った。
一方で、リブート版の制作には乗り気ではない。近年、かつてのディズニー・チャンネル作品が次々とリブートされているものの、オリジナルキャストの誰かが欠けていることが多く、それでは以前と同じ作品にはならないというのが理由だ。ディランは、オリジナル版が現在も配信を通じて、当時を懐かしむ大人から新しい世代まで、幅広い視聴者に楽しまれていると語っている。



















