アトランタ動物園にパンダが帰ってきた!約2年ぶりの公開


アメリカ・ジョージア州のアトランタ動物園で、現地時間11月6日、中国から迎えたジャイアントパンダ2頭の一般公開が始まる。同園でパンダが公開されるのは約2年ぶり。一方、日本では今年1月からパンダが1頭もいない状態が続いており、アメリカでの「パンダ復活」は日本のファンにとっても気になるニュースだ。(フロントロウ編集部)
専用機で到着、1カ月以上の準備期間を経て公開へ
新たにやってきたのは、オスの「ピンピン」とメスの「フーシュアン」。どちらも2020年に中国・成都のジャイアントパンダ繁育研究基地で生まれた6歳だ。
2頭は現地時間9月27日、物流大手フェデックスが用意したパンダ輸送用のボーイング777型機で、アトランタの空港に到着した。米メディア『CBS News』によると、今回のパンダの貸与は、中国の習近平国家主席がワシントンを訪問し、トランプ大統領と首脳会談を行った際に表明されたもの。到着後すぐには公開されず、約1カ月間の検疫を経て、新しい環境に慣れるための期間が設けられた。
2頭の見分け方も紹介されており、ピンピンは目の周りの黒い模様が濃く、フーシュアンは額が少し前に出ているのが特徴だという。
約9億5,000万円をかけて改装したパンダ舎
2頭が暮らすのは、約600万ドル(約9億5,000万円)をかけて改装された専用エリア「アーサー・M・ブランク・パンダ・グローブ」。屋内スペースが拡張され、新しい木登り用の設備や、それぞれ専用のプールも設置された。一般公開に合わせて、ライブカメラの配信も始まる。
同園の社長兼CEOを務めるレイモンド・B・キング氏は、「アトランタ動物園の歴史に残る瞬間です」とコメントしている。
アトランタ動物園では1999年からジャイアントパンダを飼育しており、25年間で7頭の赤ちゃんが誕生した。貸与期限を迎えた2024年10月には、最後のパンダたちが中国へ返還され、それ以来、パンダがいない状態が続いていた。
今回の2頭は、中国野生動物保護協会との10年間にわたる保護研究の合意に基づいて来園した。これにより、ジャイアントパンダを飼育するアメリカの動物園は、首都ワシントンのスミソニアン国立動物園、サンディエゴ動物園と合わせて3カ所となる。
日本では「パンダゼロ」が続く
日本では、上野動物園で生まれた双子のシャオシャオとレイレイが中国へ返還され、今年1月27日から国内にジャイアントパンダが1頭もいない状態が続いている。日中関係の悪化もあり、新たな貸与のめどは立っていない。
日本のパンダファンの間では、中国・四川省雅安市にあるジャイアントパンダ保護研究センターを訪れる「パンダツアー」に関心が集まっており、2023年に中国へ返還されたシャンシャンに会いに行く人も多いという。


















