AmazonのAlexaが愛を広める
アマゾンのアレクサと、アメリカのNPO団体Ad Councilが、2月14日のバレンタインデーに向けて「Love Has No Labels」キャンペーンでコラボレーションを果たした。
Ad Councilが2015年から続ける「Love Has No Labels」は、多様性、平等、そして人種や宗教、ジェンダー、性的指向、年齢、障がいといったすべてを包括することを推進するためのムーブメントで、過去にはアメフトリーグのNFLとともに制作した動画も話題になった。
そして今年のバレンタインデーには、アレクサを通して人々が愛を伝える。
Ad Councilが一足先に公開したショート映像「Alexa, what is love?（アレクサ、愛って何？）」では、ナレーターが「アレクサ」と話しかけると、アレクサの起動音が鳴る。続けて「愛って何？」と聞くと、アレクサに代わり、様々な人々が愛を語る…。
「愛とは、自分もほかの子供たちと同じだったことを知ること。しっかりと自立するよう応援されてきたし、それは素晴らしい愛の1つの形だと思います」
「愛とは、誰かが自分が自分をどう定義するかを認めてくれた時」
「愛とは、私たちが黒人女性のために安全な空間を作る時」
「力を持つ人々が、私たちの声が伝わるために必要なサポートをしてくれた時。その時に、自分たちは強い愛を本当に見ることができる」
「Alexa, what is love?」は、アメリカのアマゾンにおいて特別ページもオープン。そこでは、様々な人のバックグラウンドが描かれ、それぞれが思う愛が語られる。
「愛とは、誰かが新しい言語を学んでいる時に忍耐強く理解を示すこと」
「愛とは、本当の味方が私の声を守ってくれる時」
「愛とは、見返りを求めずに誰かのために扉を開けること」
「愛とは、批判をせずに誰かのためにそこにいること」
「愛って何？」。この答えは、アレクサすらも分からないかもしれない。もしくは、それぞれの中にいろいろな答えがあるかもしれない。アレクサに質問するように、家族や友人と愛について思いを巡らせたい。
（フロントロウ編集部）
