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「私を育ててくれた」 デイモンの声を担う平田広明が『オデュッセイア』の英雄に

FRONTROW Editorial Dept.
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「私を育ててくれた」 デイモンの声を担う平田広明が『オデュッセイア』の英雄に
(C) 2026 UNIVERSAL STUDIOS

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』の日本語吹替版の公開が決まり、声優陣が一挙に発表された。オデュッセウスを演じるのは、長年マット・デイモンの声を担当してきた平田広明。ノーラン作品の吹替版は『ダークナイト ライジング』以来となる。(フロントロウ編集部)

ノーラン作品に吹替版がつくこと自体が、久しぶりだ

配給元の発表によると、9月11日に日本公開されるノーラン監督最新作『オデュッセイア』で、日本語吹替版が字幕版と同時公開されることが決定した。あわせて、吹替キャストが一挙に発表されている。

じつは、ここが今回いちばんの驚きどころかもしれない。ノーラン監督作品に日本語吹替版がつくのは『ダークナイト ライジング』以来のことだ。全編IMAX撮影という映像体験が前面に押し出されてきた本作で、字幕を追わずにスクリーンへ集中できる選択肢が用意された意味は小さくない。

以前フロントロウでもお伝えしたとおり、本作はニューヨークでのプレミアを終えたばかりで、7月17日からは全米公開が始まる。

マット・デイモンの声を、20年近く担ってきた人

主人公オデュッセウス(演:マット・デイモン)の吹替を務めるのは平田広明。「ONE PIECE」のサンジ役で知られ、映画『オデッセイ』『フォードvsフェラーリ』などでもマット・デイモンの声を担当してきた。デイモンの日本語の声として、長く積み重ねてきたキャリアがある。

平田はマットについて、「私を声優としても、俳優としても育ててくれた」と語っている。そのうえで今回の役に向けて、「オデュッセウスに、どれだけ食い下がって付いて行けるか、挑戦したいと思います」と意気込みを寄せた。長年その声を預かってきた俳優の、最も過酷な役どころに並走する——そういう構えの言葉だ。

発表された吹替キャストは以下の通り。

平田広明(オデュッセウス役/演:マット・デイモン)、榎木淳弥(テレマコス役/演:トム・ホランド)、坂本真綾(ペネロペ役/演:アン・ハサウェイ)、江口拓也(アンティノオス役/演:ロバート・パティンソン)、水樹奈々(ヘレネ役、クリュタイムネストラ役/演:ルピタ・ニョンゴ)、白石涼子(アテナ役/演:ゼンデイヤ)、本田貴子(カリュプソ役/演:シャーリズ・セロン)、内田雄馬(シノン役/演:エリオット・ペイジ)、坂詰貴之(メネラオス役/演:ジョン・バーンサル)、武内駿輔(楽人役/演:トラヴィス・スコット)。

配給元はキャスト陣から「壮大さに身震い」「ノーラン作品は役者業を目指すきっかけ」といったコメントが届いていることも明かしている。演じる側にとっても、ノーランという名前がそれだけの重さを持っているということだろう。

2800年前の物語が、9月11日に日本へ

『オデュッセイア』の原作は、古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩。トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウスが、神々の介入や怪物、荒れ狂う海に阻まれながら、10年をかけて家族の待つ故郷を目指す物語だ。

『オデュッセイア』キービジュアル
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『オッペンハイマー』でアカデミー賞最多7部門を受賞したノーラン監督にとっては、20年越しの念願だった映像化にあたる。マット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロンと、全員が主演級のキャストが集結した。

映画は7月17日の全米公開を皮切りに世界各国で封切られ、日本では9月11日に全国公開される。字幕で見るか、吹替で見るか——今回はその選択から悩めることになりそうだ。

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