敵はMI6、守るのは少女ひとり――ジェイソン・ステイサムが挑むストイックすぎるリベンジ・スパイ・アクション『シェルター』


敵は国家、守るのはたった一人の少女。ジェイソン・ステイサムが最新作『シェルター』で見せるのは、近年の派手さやユーモアをそぎ落とした、研ぎ澄まされた“孤高のアウトロー”の姿だ。8月28日(金)の日本公開決定と同時に、日本版予告とポスタービジュアルが解禁され、アクション映画ファンの間で早くも話題を呼んでいる。
アクション界の第一線を走り続けてきたジェイソン・ステイサムは、本作でキャリアの原点とも言える寡黙でストイックな男を体現する。舞台はスコットランド沖の孤島。灯台で愛犬と暮らす元特殊部隊員マイケル・メイソンは、外界と距離を置いた隠遁生活を送っていた。しかし、嵐の海で少女ジェシーを救った瞬間から、彼の日常は音を立てて崩れ始める。
孤独な男と無垢な少女の静かな時間は、世界屈指の情報機関MI6の襲撃によって一変する。かつて政府に仕えたメイソンは、元長官マナフォートの私怨によって国家の“抹殺リスト”に載せられていたのだ。敵は個人ではなく国家そのもの。逃亡と反撃を同時に強いられる極限の状況が、物語に張り詰めた緊張感をもたらす。
ブービートラップ、銃撃戦、カーチェイス、肉弾戦といったリアル志向のアクションが連続する一方で、本作の核にあるのはメイソンとジェシーの関係性だ。血のつながりはないが、互いの傷に寄り添うように育まれる父娘のような絆が、単なるスパイアクションに留まらない深みを与えている。
監督を務めるのは、ステイサム自らがオファーしたリック・ローマン・ウォー。極限状況での人間ドラマを描いてきた名手だけに、派手さよりも緊迫感を重視した演出が光る。夏の劇場で、静かに燃える復讐と守護の物語が幕を開ける。
出演:ジェイソン・ステイサム、ボディ・レイ・ブレスナック、ビル・ナイ、ナオミ・アッキー、ハリエット・ウォルター、ダニエル・メイズ
監督:リック・ローマン・ウォー(エンド・オブ・ステイツ、グリーンランド -地球最後の2日間-)
脚本:ウォード・パリー
2026年/イギリス・アメリカ・カナダ/英語/107分/カラー/5.1ch/シネマスコープ/原題:SHELTER 字幕翻訳:平井かおり
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
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