『リロ&スティッチ』リロ役デイヴィー・チェイス、死因判明 父が語った13歳からの壮絶な人生


2002年公開のディズニー映画『リロ&スティッチ』でリロ・ペレカイの声を担当した俳優のデイヴィー・チェイスが米時間6月16日に亡くなっていたことが確認され、米時間6月29日にはロサンゼルス郡検視官事務所が死因を公表した。(フロントロウ編集部)
死因はエイズ、複合的な背景が明らかに
ロサンゼルス郡検視官事務所の公式記録によると、デイヴィー・チェイスの一次死因はエイズ(後天性免疫不全症候群)で、二次的要因として「慢性的な複数薬物使用」が記載された。35歳だった。
米Varietyが入手した記録では、デイヴィーは死亡前にロサンゼルス・ジェネラル・メディカルセンターへ重度の栄養失調で入院しており、入院中に細菌性髄膜炎と複数の重篤な血流感染症を合併したという。交際相手のロイ・ハーナンデスは当初米TMZに対し、髄膜炎と敗血症を死因として語っていたが、その後に検視官が正式な死因を発表した。
父が語った幼少期から続いた苦難
デイヴィーの父ジョン・デイヴィッド・シュワリアーは米New York Timesに対し、彼女は13歳頃から薬物依存と闘っていたことを振り返った。さらに、晩年はホームレス生活も送っていたとも明かしている。また、自身も何年もの間、娘とは連絡を取っていなかったとも。2016年頃を最後に俳優業から遠ざかったデイヴィーは、その後、盗難車への同乗や規制薬物所持の罪で起訴されるなど、法的トラブルも報じられていた。
『リロ&スティッチ』から『ザ・リング』まで
1990年生まれのデイヴィーは、2001年公開のSF映画『ドニー・ダーコ』で注目を集めた。翌年にはホラー映画『ザ・リング』で強烈な印象を残し、同年公開の『リロ&スティッチ』では主人公リロの声を担当。その後は『ビッグ・ラブ』や『CSI:科学捜査班』などのドラマにも出演したが、2016年頃を最後に俳優業から遠ざかった。好奇心旺盛で少し風変わりなハワイの少女を演じた声は、今でも世界中のファンに愛されている。













