FRONTROW

ヘイリーのrhodeは世界展開へ、カイリーは10周年!セレブ発コスメブランドの最新事情

FRONTROW Journal
BY FRONTROW Journal
ヘイリーのrhodeは世界展開へ、カイリーは10周年!セレブ発コスメブランドの最新事情
LOS ANGELES, CALIFORNIA - MARCH 15: Hailey Bieber attends the 2026 Vanity Fair Oscar Party Hosted By Mark Guiducci at Los Angeles County Museum of Art on March 15, 2026 in Los Angeles, California. (Photo by Cindy Ord/VF26/Getty Images for Vanity Fair)

海外セレブが自身で立ち上げたコスメブランドの最新動向を、FRONTROWがこれまで報じてきた美容記事とあわせてまとめました。e.l.f. Beauty傘下で販売地域を広げるヘイリー・ビーバーのrhode、10周年を迎えたカイリー・ジェンナーのKylie Cosmetics、美容事業をSKIMSに集約するキム・カーダシアンを中心に紹介します。(フロントロウ編集部)

早見|FRONTROWが追ってきた「セレブ×美容」のいま

 海外セレブの美容ビジネスは、本人が使っているアイテムや美容法が注目されるだけでなく、自ら立ち上げたブランドの買収や事業再編がニュースになる段階へと広がっている。

 FRONTROWでも、ヘイリー・ビーバーのスキンケアやメイクの話題から、カイリー・ジェンナーの新作コスメ、キム・カーダシアンが公開した美容法まで、数多くの「セレブ×美容」を報じてきた。ここでは、3人が手がけるブランドの最新動向を整理する。

セレブ自身のブランド最近の動き
ヘイリー・ビーバーrhodee.l.f.が買収し、セフォラでの展開もスタート
カイリー・ジェンナーKylie Cosmetics/Kylie Skinブランド10周年で「King Kylie Collection」を発売
キム・カーダシアンSKKN by Kim → SKIMS BeautySKKN by Kimを終了し、美容事業をSKIMSに集約する方針

ヘイリー・ビーバー|rhodeがe.l.f.傘下に、欧州展開もスタート

 いま最も動きが大きいのが、モデルのヘイリー・ビーバーだ。2022年に立ち上げたスキンケア&メイクブランド「rhode(ロード)」は、ローンチ直後から品切れが相次ぐ人気ぶりで、FRONTROWでも発売当初から注目してきた。

 そのrhodeに、2025年に大きな転機が訪れた。米コスメ大手のe.l.f. Beautyは同年5月、買収完了時の対価8億ドル(約1,270億円)に、今後3年間の業績に応じた最大2億ドル(約320億円)を加え、最大10億ドル(約1,590億円)でrhodeを買収する契約を発表した。

 e.l.f. Beautyの発表によると、買収は2025年8月5日に完了。買収完了時に支払われた8億ドルの内訳は、現金6億ドルとe.l.f. Beautyの株式2億ドル相当だった。

 ヘイリーは買収後も創業者としてブランドに残り、チーフ・クリエイティブ・オフィサー兼ヘッド・オブ・イノベーションを担当。さらに、e.l.f. Beautyの戦略アドバイザーも務めている。

 買収後、rhodeはそれまでの自社サイト中心の販売から、小売店での展開を拡大した。2025年9月には、アメリカとカナダにあるセフォラの全店舗とオンラインで販売を開始し、その後イギリスにも進出。2026年9月からは、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど、ヨーロッパ各国のセフォラでも取り扱われる予定となっている。

 商品展開も広がっており、2026年6月には、ブランド初のクリームブロンザー「Pocket Bronze」と、リキッドタイプのハイライター「Highlight Milk」を発売した。

 ヘイリーは以前から、韓国発の美顔器を使っていることをSNSで公表するなど、スキンケア好きとしても知られてきた。そうした「本人が実際に使っているもの」への発信力が、rhodeというブランドの説得力につながっているようだ。

カイリー・ジェンナー|10周年で「King Kylie」に原点回帰

 自身のコスメブランドでセレブビューティの流れをつくった一人が、カイリー・ジェンナーだ。2015年に「Kylie Lip Kits」を発売し、その後「Kylie Cosmetics」へと発展。スキンケアブランド「Kylie Skin」も展開してきた。

 2025年、Kylie Cosmeticsはブランド10周年を迎えた。英Cosmetics Businessによると、カイリーは同年10月18日、ブランド初期の自身のスタイルをテーマにした「King Kylie Collection」を発売した。

 コレクションでは、廃番となっていたマットリップキットの「True Brown K」と「Dead of Knight」を、処方を更新して復刻。さらに、「A Decade」と「Kylie Jenner Lips」という2色のマットリップキットも新たに加えられた。

 このほか、アイシャドウパレット、ツヤのあるリップグレイズ、ルースパウダータイプのハイライターなどが登場。Kylie Cosmeticsの初期を象徴する「King Kylie」時代を、現在の商品処方で再現したコレクションとなった。

 Kylie Cosmeticsの公式サイトでは、現在もメイク、スキンケア、フレグランスを展開している。カイリーの過去のコスメやメイク関連の記事は、カイリー・ジェンナーのまとめページから追うことができる。

キム・カーダシアン|SKKNを終了し、美容事業をSKIMSに集約

 美容事業の再編を進めているのが、キム・カーダシアンだ。キムは2022年にスキンケアブランド「SKKN by Kim」を立ち上げ、その後メイクアイテムも展開していたが、同ブランドは約3年で終了した。

 SKKN by Kimは公式発表で、2025年6月29日をもって事業を終了すると発表。キムが手がける美容事業は、シェイプウェアやアパレルを展開する「SKIMS」のもとに集約される方針となった。

 キムは2025年10月、アレックス・クーパーのポッドキャスト番組『Call Her Daddy』に出演し、「SKIMS Beauty」が次に控えていると明言。2021年にサイトを閉鎖した「KKW Beauty」と、2025年に終了した「SKKN by Kim」について触れ、過去に支持された商品をSKIMS Beautyで復活させる方針を示した。

 SKIMSは2025年、新たに2億2,500万ドル(約360億円)を調達し、企業価値は50億ドル(約7,930億円)と評価された。英Cosmetics Businessによると、同社は2026年のSKIMS Beauty始動に向けて準備を進めている。

 ただし、2026年8月7日時点では、SKIMS Beautyの具体的な発売日や商品ラインナップは正式発表されていない。キムがこれまで公開してきたメイクやスキンケア、美容ツールに関する記事は、キム・カーダシアンのまとめページから確認できる。

FAQ

Q. ヘイリー・ビーバーは何を使っている? 自身が立ち上げたスキンケア&メイクブランド「rhode」のアイテムを愛用していることを公表しているほか、過去には韓国発の美顔器を使っていることもSNSで明かしている。

Q. rhodeはどこで買える?  rhode公式サイトのほか、アメリカ、カナダ、イギリスのセフォラなどで販売されている。2026年9月からは、ヨーロッパ各国のセフォラにも展開予定。2026年8月現在、日本への公式配送や日本国内での正規販売は発表されていない。

Q. カイリー・ジェンナーのブランドは? メイクを中心とする「Kylie Cosmetics」と、スキンケアの「Kylie Skin」を展開している。2025年にはKylie Cosmeticsの10周年を記念した「King Kylie Collection」を発売した。

Q. キム・カーダシアンのコスメはどうなった? 「SKKN by Kim」は2025年6月29日に終了した。今後は、スキンケア、メイク、フレグランスなどの美容事業を「SKIMS Beauty」として展開する方針だが、2026年8月7日時点で正式な発売日は発表されていない。

MORE

FEATURE

RECOMMEND