「恐竜の卵の味」まで書いてある。『オークストリートの異変』の対策マニュアルが完成


8月14日公開の『オークストリートの異変』が、公開直前に2つの仕掛けを打ち出した。天気予報サイトのジャックと、恐竜研究の第一人者が監修した「恐竜対策マニュアル」だ。(フロントロウ編集部)
天気予報の画面に、恐竜が紛れ込んだ
住宅街を逃げる姉弟の本編映像が初解禁されたのが8月6日。その翌日、J・J・エイブラムス製作の『オークストリートの異変』は、映像ではなく読者の日常のほうに手を伸ばしてきた。
配給の東和ピクチャーズ・東宝によると、ひとつ目の企画は日本気象協会とALiNKインターネットが運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」とのコラボレーションだ。8月7日から8月20日までの期間、Web版のトップページに「新しい日常は、晴れときどき恐竜出現!?」というコピーとともに特別仕様の背景が表示される。
この作品は、なんの変哲もない街に恐竜が現れるという設定を持つ。だからこそ、明日の最高気温を確かめにきた画面に恐竜が立っているという状態が、そのまま作品の紹介になる。傘が要るかどうかを見にいったつもりが、逃げる算段を考えることになる。

監修は「ダイナソー小林」、挿絵は五月女ケイ子
ふたつ目が、本作オリジナルの「恐竜対策マニュアル」だ。監修を手がけたのは、恐竜研究の第一人者として知られ、「ダイナソー小林」の呼び名でも親しまれている小林快次。挿絵はイラストレーターの五月女ケイ子が担当している。学術的な監修と、脱力した味のある絵。この組み合わせがそのまま企画のトーンになっている。

載っているのは、住宅街で恐竜に遭遇した時の正しい回避行動、避難時に持っておくべき恐竜対策グッズ、そしてティラノサウルスと対峙してしまった場合のアドバイスなど。実用の顔をした項目が並ぶなかに、「恐竜の卵の味」という一項目が混ざっている。逃げる話をしていたはずが、いつの間にか食べる話になっているあたりに、この企画の狙いがよく出ている。

マニュアルは公式サイト内の「恐竜対策マニュアル」特設ページで公開される。
「普通の家族」が主役だからこそ効く仕掛け
本作は、ティザー映像の段階では正体をほとんど明かさないミステリアスな見せ方で注目を集め、本予告でようやく、平穏に暮らしていた”普通の家族”が恐竜からどう逃げ延びるかを描く物語だと分かった経緯がある。恐竜と戦う専門家ではなく、逃げるしかない住民が主役。今回の2企画が天気予報と生活マニュアルという日常の側から攻めてきたのは、その設定と地続きだ。
製作は『クローバーフィールド/HAKAISHA』のJ・J・エイブラムス、監督は『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェルで、本作が初の大作映画となる。主演は『プラダを着た悪魔2』のアン・ハサウェイ、共演は『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガー。上映時間は100分。
『オークストリートの異変』は2026年8月14日(金)より日米同時公開。8月8日17時には、IMAX特別映像と入場者特典情報、新場面写真7点の解禁が控えている。














