ヴィンセント・ギャロが監督・脚本・主演・音楽を手がけた『バッファロー’66』が、9月11日から1週間限定で上映される。日本国内の上映権利が9月で終わるため、これが日本で観客の前にかかる最後の機会となる。(フロントロウ編集部)
期限つきの1週間
上映を企画したのは、映画レビューサービスのFilmarksが手がけるリバイバル上映プロジェクトだ。ADAM ET ROPÉが展開するレーベル「10Culture」とのコラボアイテム発売を記念した企画として組まれたが、その裏には期限がある。配給元によると、本作の日本国内での上映権利は2026年9月で終了する。つまり、スクリーンで見るチャンスは今回で終わりということになる。
上映は9月11日から1週間限定で、渋谷のWHITE CINE QUINTOをはじめ全国5館。札幌シネマフロンティア、ミッドランドスクエア シネマ、MOVIX京都、イオンシネマ シアタス心斎橋が並ぶ。料金は1,700円均一で、各種サービスデーや割引、招待券は使えない。レイティングはPG12だ。
ミニシアターの記憶を作った1本
『バッファロー’66』は1998年のアメリカ映画で、上映時間は118分。ミュージシャン、俳優、画家と多方面で活動してきたヴィンセント・ギャロの初監督作にあたる。オフビートな演出で男女の物語を描いた本作は、公開当時のミニシアターブームのなかで大ヒットを記録した。
物語は、刑期を終えて釈放されたビリーが、母親との電話でいくつか嘘をついてしまう場面から動き出す。いもしない妻を連れて帰らなければならなくなった彼は、通りがかったレイラを拉致し、妻のふりをするよう強要する。渋々従っていたレイラは、ビリーの過去を知るうちに次第に彼へ好意を持ちはじめる。だがビリーには、5年前に自分を陥れたスコットへの復讐が残っていた。

レイラを演じたのは、『アダムス・ファミリー』で知られるクリスティーナ・リッチ。ほかにベン・ギャザラ、アンジェリカ・ヒューストン、ミッキー・ローク、ロザンナ・アークエット、ジャン=マイケル・ヴィンセントら実力派が顔をそろえている。
Tシャツ6柄と、証明写真のトートバッグ
きっかけとなったコラボレーションは、10のカルチャーを背景に持つレーベル「10Culture」によるもの。作品を象徴するシーンやビジュアルを落とし込んだTシャツ、オープンカラーシャツ、バッグの3型が展開されている。

Tシャツはメインビジュアルや劇中の印象的な場面を使った全6柄で、ブラックとホワイトの2色展開。オープンカラーシャツは劇中シーンをコラージュしたモノトーンの総柄で、バッグは証明写真のカットを大胆に配したジャカード織りのトートに仕上がっている。7月15日からADAM ET ROPÉ HOMMEの取り扱い店舗と「J’aDoRe JUN ONLINE」で発売中で、今回の上映に合わせて上映劇場(一部除く)と「Filmarks Store」でも数量限定で販売される。着る方は残るが、劇場で見る方には期限がある。

















