1953年、人類で初めてエベレストの頂に立ったふたりの登山家。そのひとり、テンジン・ノルゲイの知られざる実話を描くApple Original Films『テンジン』の予告映像が解禁された。ゲンデン・プンツォクが主演し、トム・ヒドルストンが相棒のエドモンド・ヒラリーを演じる。Apple TVにて10月16日より世界同時配信される。(フロントロウ編集部)
「部外者」同士が組んだ人類初登頂
物語の舞台は、エベレスト初登頂に挑むイギリス登山隊。隊の中で部外者として扱われていたテンジンは、単なるシェルパ(荷揚げ)として仕えることをよしとせず、正式な隊員として志願する。そして自らの登頂によって、その実力を周囲に認めさせていく。
同じく部外者として扱われていたのが、ニュージーランド人登山家のエドモンド・ヒラリーだった。テンジンにとって、これは過去6度の失敗を経た人生最後の挑戦。西洋の登山家がエベレストを「征服すべき対象」と見ていたのに対し、テンジンにとってのエベレストは「聖なる母なる女神」だった。格差の壁や駆け引き、野心が渦巻くなか、ふたりは国境や立場を超えた絆で結ばれていく。

猛吹雪、雪崩、氷の裂け目。予告に映る死の淵
予告映像は、シェルパとして扱われていたテンジンが、登山家としてのプライドを胸に隊への参加を志願する場面から始まる。簡単には認められない現実に抗い、遠征隊長ハント大佐から挑戦の機会を勝ち取ったテンジン。しかし、その先には人間の生命活動を拒むエベレストの過酷な環境が待っていた。
ヒラリーとともに挑む道のりでは、猛吹雪や巨大な雪崩、氷の裂け目への滑落など、幾度も死の淵に追い詰められる。極限の状況を乗り越えるなかでヒラリーとの間に絆が芽生え、やがてハント大佐や仲間からも登山家として信頼を得ていく。映像は、ふたりが前人未到の山頂へ足を踏み入れる瞬間の緊張感まで映し出している。なお、予告映像に日本語字幕は付いていないが、YouTubeの字幕機能を使えば日本語で再生できる。
ウィレム・デフォー、カトリーナ・バルフも出演
遠征隊を率いるジョン・ハント大佐役には、ウィレム・デフォー。登山隊の秘書ジル・ヘンダーソン役をカトリーナ・バルフが、テンジンの妻ダワ役をシンリー・ラモが演じる。

監督は、ドキュメンタリー『Sherpa(原題)』などを通じてテンジン家やシェルパのコミュニティと長年交流してきたジェニファー・ピーダム。脚本は『LION/ライオン ~25年目のただいま~』でアカデミー賞にノミネートされたルーク・デイヴィス、製作は『英国王のスピーチ』のシーソー・フィルムズが担う。さらに、テンジン・ノルゲイの実の息子であるノルブ・テンジンが製作総指揮に名を連ねている。
Apple Original Films『テンジン』は、Apple TVにて10月16日より世界同時配信開始。

















