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亡き姉に瓜二つの女性と対面。『グルスポングの奇跡』本編映像が初解禁

FRONTROW Editorial Dept.
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亡き姉に瓜二つの女性と対面。『グルスポングの奇跡』本編映像が初解禁
© 2023, Ballad Film, SVT, Film i Väst, Film Stockholm, Mer Film, Good Company Pictures. All rights reserved.

奇跡の再会が家族の愛憎劇へ転がっていく本予告が解禁されたドキュメンタリー『グルスポングの奇跡』から、今度は本編映像が初めて公開された。切り取られたのは、すべてが動き出す“あの対面”の場面だ。9月4日、いよいよ日本公開を迎える。(フロントロウ編集部)

対面の瞬間が、そのまま記録されている

解禁されたのは、ノルウェー人姉妹のカーリとマイが、スウェーデンの小さな町グルスポングで、理想の家の家主であるオーウラグと初めて顔を合わせるシーン。姉妹にとって彼女は、何年も前に亡くなった姉リータに瓜二つの女性だった。

映像には、生き写しの相手を前に驚く2人の姿が収められている。ただし、この出会いは奇跡の物語の入り口にすぎない。再会を喜び合う空気のなかに、すでにどこか不穏な影がにじむ。

https://youtu.be/6v1IDY3wwIw

のちに明らかになるのは、オーウラグがカーリとマイの異母姉妹であり、リータの双子の姉でもあったという事実だ。1940年代、ナチス・ドイツ占領下のノルウェーで双子は人体実験の標的にされる危険があり、彼女は誕生時に“死亡”と偽られて別の家族に託されていた。

壁の棚に飾られた古い女性のポートレート写真
© 2023, Ballad Film, SVT, Film i Väst, Film Stockholm, Mer Film, Good Company Pictures. All rights reserved.

「現実を信じられない思いです」と監督

あわせて、マリア・フレデリクソン監督と、本作に登場するマイ=エーリン・ストーシュレットゥンから、日本の観客に向けたメッセージ動画も届いた。

マイは「スウェーデンから日本のみなさんにご挨拶です。この映画での“奇跡”について、少しお話しますね」と語りかけ、自身が体験した出来事について話している。本作が長編デビュー作となったフレデリクソン監督は、「制作時は、この物語がどう着地するのか想像もできませんでした。振り返ってみても、現実を信じられない思いです」とコメント。最後は日本語で「ありがとう」と挨拶し、動画を締めくくった。

https://youtu.be/kmpXGeF3c7o

撮る側が題材を探し当てて始まった映画ではない。自分たちが体験した“奇跡”を映画にしてほしいと、カーリとマイが監督に依頼したところから撮影は始まっている。当事者が記録を望んだ出来事が、やがて信仰と血縁、そして「真実とは何か」という問いにまで届いてしまう。長編デビュー作でスウェーデン・アカデミー賞〈グルドバッゲ賞〉の最優秀ドキュメンタリー賞を射止めた監督が「想像もできなかった」と振り返るのは、そのためだ。

赤いレザージャケットを着たマリア・フレデリクソン監督
©Filip Powidzki Casserblad

監督が来日、舞台挨拶とサイン会も

フレデリクソン監督は9月4日に来日し、公開初週の劇場に足を運ぶ。9月5日(土)14時10分の回のシネマート新宿と、9月6日(日)13時の回の池袋シネマ・ロサで、上映後に登壇挨拶とQ&Aを実施。いずれも登壇後にサイン会が予定されており、参加はパンフレット購入者に限られる。なお、登壇者の都合により中止・内容変更となる場合がある。

『グルスポングの奇跡』は、スウェーデン・ノルウェー・デンマークの共同製作による2023年の作品で、上映時間は114分。出演は、カーリ・クロー、マイ=エーリン・ストーシュレットゥン、オーウラグ・バッケヴォル・オストビーら、実際にこの出来事を生きた本人たちだ。9月4日(金)より池袋シネマ・ロサ、シネマート新宿ほかにて全国順次公開される。詳細は作品公式サイトまで。

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