ジェニファー・ローレンス主演で大ヒットした『ハンガー・ゲーム』シリーズに、6作目となる新作『ハンガー・ゲーム:サンライズ・オン・ザ・リーピング(原題)』が加わる。2012年の第1作から14年。前日譚も制作され、物語の時系列は少し複雑になった。公開順と時系列順、2通りの鑑賞順を整理して紹介する。(フロントロウ編集部)
公開順に見るなら:シリーズ全6作一覧
まずは劇場公開順から。カットニスの物語を公開当時の観客と同じ驚きを味わいながら追いかけたい人や、初めてシリーズに触れる人にはこちらがおすすめだ。
1.『ハンガー・ゲーム』(2012年)
2.『ハンガー・ゲーム2』(2013年)
3.『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』(2014年)
4.『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』(2015年)
5.『ハンガー・ゲーム0』(2023年)
6.『ハンガー・ゲーム:サンライズ・オン・ザ・リーピング(原題)』(2026年11月20日全米公開予定)
原作はいずれもスーザン・コリンズによる小説。近未来の国家パネムを舞台に、独裁政権が若者たちに命がけの戦い「ハンガー・ゲーム」を強いるディストピア作品だ。
日本では3作目と4作目の邦題に「FINAL」が使われているため、原題の『Mockingjay(モッキングジェイ)』と見比べる際は注意したい。
時系列順に見るなら:前日譚から始める
物語の中で起きた出来事を時系列順に並べると、次のようになる。
- 『ハンガー・ゲーム0』:第1作の64年前
- 『ハンガー・ゲーム:サンライズ・オン・ザ・リーピング(原題)』:第1作の24年前
- 『ハンガー・ゲーム』
- 『ハンガー・ゲーム2』
- 『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』
- 『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』
米Popverseは、物語の出来事を古い順に追いたい人には時系列順をおすすめしている。ただし、シリーズを一度見たことがある人や原作を知っている人のほうが楽しめる見方かもしれない。
『ハンガー・ゲーム0』では、後に独裁者となるスノーの若き日が描かれ、第1作で見せる冷酷さの背景を先に知ることになるからだ。
各作品の見どころ
『ハンガー・ゲーム』は、第12地区の少女カットニス・エヴァディーンが、妹の身代わりとしてゲームへの参加を自ら志願するところから始まる。「志願します」というセリフや、「確率がいつもあなたに味方しますように」というキャピトルで使われるあいさつは、今もファンに愛される名文句だ。
続く『ハンガー・ゲーム2』を経て、カットニスは2度のゲームを生き延びる。
『FINAL:レジスタンス』では、故郷を破壊され、ピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)を捕虜にされた彼女が、反乱の象徴「モッキングジェイ」として立ち上がる。2部作の後編『FINAL:レボリューション』で、カットニスの物語は完結を迎える。
8年ぶりのシリーズ作品となった『ハンガー・ゲーム0』の主人公は、独裁者になる前の若きコリオレーナス・スノー(トム・ブライス)。第12地区から選ばれた参加者、ルーシー・グレイ・ベアード(レイチェル・ゼグラー)の教育係となり、2人の関係が物語の軸になる。
新作は「若きヘイミッチ」の物語
新作『サンライズ・オン・ザ・リーピング』の主人公は、オリジナルシリーズでウディ・ハレルソンが演じた、カットニスたちの指導役ヘイミッチ・アバナシー。
16歳の彼が、例年の2倍となる48人の参加者が送り込まれる第50回ハンガー・ゲームに挑む。
若きヘイミッチをジョセフ・ザダが演じ、スノー大統領役をレイフ・ファインズ、エフィー役をエル・ファニング、ゲームメーカーのプルターク役をジェシー・プレモンスが務める。14人のキャラクターポスターも公開されている。
監督は『ハンガー・ゲーム2』以降のシリーズを手がけてきたフランシス・ローレンス。米国では2026年11月20日に劇場公開予定で、2026年10月時点では日本での公開日は発表されていない。
時系列順では、『ハンガー・ゲーム0』と第1作の間に位置する作品だ。新作の公開前に、まずは前日譚の『ハンガー・ゲーム0』から見直しておくと、ヘイミッチが背負うものをより深く理解できるかもしれない。



















