13歳の頃に故郷オーストラリアで出場したモデルコンテストで優勝したことをキッカケにモデルの道へ足を踏み入れ、現在ではコスメブランドのプロデュースやファッションブランドとのコラボなど幅広く活躍しているミランダ・カー。
ここ数年間、毎年発表される『世界で最も稼ぐモデル』のトップ10位にランクインし続け、モデルとして大成功をおさめている彼女が、最近若い世代を中心に絶大な人気を誇っている人気モデルのケンダル・ジェンナーとジジ・ハディッドについてどう思っているのか、率直な意見を語った。
ロサンゼルスのセレブ一家で育ち、プライべートでも親友同士のケンダル&ジジは、現在若手トップモデルとしての人気を二分する存在に。
「ハイファッションと大衆向け広告を両立できるのは素晴らしいこと」
米ポップシュガーのインタビューで「ケンダルやジジなどの若手モデルについてどう思ってる?」と質問されたミランダは、彼女たちの活躍を称えつつ、モデル界の先輩として最近のファッション界の変化についても分析するようにこう回答。
彼女たちは、すごく上手くやっていると思うわ。どんな仕事でも多才にこなしているところは、素晴らしいと思う。大衆向けのコマーシャルや広告にも起用されつつ、ちゃんとハイファッションのエディトリアルもできるのは、とても良いことよ。
最近のファッション界はそういう傾向にあると思う。昔は、ハイファッション専門のモデルか大衆向け広告専門のモデルかっていう線引きがもっとハッキリしていたけど、今は境界線がより曖昧になっているのを感じるわ。
それってすごく良いことだと思う。固定観念に捕らわれるのはつまらないし、それぞれのモデルが多様に活躍できるチャンスだと思うわ。
昨年、90年代に活躍した元モデルで女優のレベッカ・ローミンが、SNSを中心にファンを増やしている若手モデルのケンダルやジジを「彼女たちは本物のモデルとは言えない」と酷評した際にも「不愉快なコメントね。彼女たちだって私たちと同じように一生懸命努力してるはずよ」と擁護するコメントをしていたミランダ。
一方のケンダルも、ミランダを「尊敬するファッション・アイコン」として挙げており、先輩として慕っているようだ。