飼い主に捨てられた犬が、ガソリンスタンドの店員として働きはじめ、有名人ならぬ有名犬になっている。
ガソスタ店員のネガオくん
ネットを中心に一躍脚光を浴びているのは、サンパウロ州の都市モジ・ダス・クルーゼスにあるガソリンスタンドで働く犬のネガオくん。
ネガオくんは前の飼い主によって工事現場に置き去りにされていたところを発見され、そんなネガオくんを引き取ったのが、その工事現場にガソリンスタンドを建てていたカップル。
そのカップルは犬用のベッドやリードを買ってネガオくんに新しい家を提供しただけでなく、完成したガソリンスタンドでネガオくんを働かせることに。レジや給油などの仕事は残念ながら覚えられなかったものの、ネガオくんはお店に入ってくる人たちを歓迎するという大事な仕事を任された。
ちなみにネガオくんが働くのは、日本でもおなじみの昭和シェル石油グループ。首輪にはしっかり名前と顔写真入りの店員証がぶら下がっている。
この一件がアメリカの動物情報サイトDodoで伝えられると、ネガオくんは一気に有名犬に。
この突然の名声に対して、ネガオくんの新しい飼い主である女性は、「ネガオはすっかり名声に有頂天になってて、ずっと日陰で寝てるし、つねに新鮮な水を要求するようになったわ!でも愛でいっぱい」と冗談を飛ばした。
ブラジルのガソリンスタンドで第二の人生を送り始めたネガオくん。これからも、アルバイトがんばって!