しかし、最も魅力的な唇の形とは、本当にこの形なのだろうか? そんな疑問を解明したのが、アメリカの美容整形基金JAMA。科学的根拠をもとにした「唇の黄金比率」を発表し、海外で大きな注目を集めている。
黄金比率は上唇1:下唇2
その「黄金の比率」とは、上唇の厚さ1に対して下唇の厚さが2のバランス比だという。実はこの1:2の比率は、上唇に膨らみを持たせる最近のトレンドとは真逆である事実が発覚。こちらが黄金比のリップ。
今回の研究に関わったカルフォルニア・アーヴァイン大学のブライアン・ウォン博士は、アメリカの情報番組『トゥデイ』のインタビューで「(唇をふっくらさせるために美容整形を受ける)患者の多くが上唇を大きくしたがるけれど、厚すぎるし顔のバランスを崩してしまう」とコメント。また、より多くの人が「自然な形」の唇に魅力を感じるという研究結果になったという。
黄金比のリップを持つのは、あのモデルたち!
ちなみに「黄金比」として紹介したリップ写真は、あるセレブの唇。お気づきの人もいるだろうか? その正体は、ミランダ・カー。
ウォン博士とともに研究に参加したナタリー・ポペンコは、最も整った唇の黄金比を持っているのが、人気モデルのミランダ・カーやヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルのアレッサンドロ・アンブロジオだと明かした。若さと魅力をアピールするのは、彼女たちのような豊かで輪郭のはっきりした唇だそう。
今回の研究結果を受けて、黄金比と言われたミランダやアレッサンドラのような唇を目指し、リップトレンドが一気に方向転換するかもしれない。