弱冠21歳にして、米フォーブス誌が選ぶ2016年版の「世界で最も稼ぐモデル」の3位にランクインし、現在若手モデルのトップに君臨しているケンダル・ジェンナー。

 いつもカメラの前でクールにポーズを決め、何もかもが完璧のように見える彼女だけれど、実は、人知れず、ずっと悩まされてきたことが。

ケンダル・ジェンナー Kendall Jenner

 それは、彼女が最近自身のオフィシャルサイトへの投稿の中で告白した「不安障害」。

 「不安障害」とは、一般的に、強い不安、イライラ感、恐怖感、緊張感などの精神的症状に突然襲われる障害のことを言い、ときには、発汗、動悸、頻脈、胸痛、頭痛、下痢などといった身体的症状が現れることも。

不安 障害 Anxiety

 過去には飛行機での移動中にパニック発作のような症状を経験し、「なんとか乗り切ったけど、一時は体が痺れたようになった」こともあるというケンダルは、投稿の中で2016年を振り返り、「去年は不安症状に苦しめられたけど、最近ではなんとか克服に向かう方法を見い出しはじめたわ」と話した。

 

色の力で心を鎮める

 ケンダルが不安を克服する方法として取り入れたのが、人間の心を落ち着かせる働きがあるという、ある色を使ったインテリア・テクニック。

 彼女は、よりリラックスした時間を過ごすために、自宅の壁の一角を「ベイカー・ミラー・ピンク」と呼ばれるピンク色に塗るという方法を取り入れた。

こちらがそのベイカー・ミラー・ピンク。

ベイカー・ミラー・ピンク Baker Miller Pink

 ベイカー・ミラー・ピンクには苛立ちを鎮め、暴力的で攻撃的な衝動を抑える効果があることが1960~1970年代に行われた臨床心理学者たちによる実験で証明されていて、アメリカの刑務所では囚人用の部屋の壁にこの色が採用されているという事例も。

 この色に包まれることで、心拍数が低下し、副交感神経系の働きが高まって呼吸を安定させる効果もあるという。

ケンダル・ジェンナー Kendall Jenner 自宅 壁 ベイカー・ミラー・ピンク インテリア

ベイカー・ミラー・ピンクに塗られたケンダル宅の一室。以前、クリスマスツリーの写真を公開した際にもかわいらしい配色が話題になった。

 自宅の壁を塗るというのは、海外だからこそ気軽にできるインテリア術で、日本で実践するのはちょっと難しいけれど、部屋に飾るアートやカーテン、ベッドカバー、小物などで取り入れるならマネしやすいかも。

 得体のしれない不安や恐怖に悩まされることが多いという人は、ケンダルが効果的だと語るこのベイカー・ミラー・ピンクの力を借りてみるのもいいかもしれない。

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