映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの俳優ジョニー・デップが、同作品で演じているジャック・スパロウ船長の格好でロンドンの病院を訪問し、闘病中の子供たちやその両親との交流を楽しんだ。
ジョニーが訪れたのは、グレート・オーモンド・ストリートという小児病院。
実は2007年に彼の娘でモデル兼女優のリリー・ローズ・デップがこの病院で腎不全の治療を受けており、ジョニーはその感謝の印として約2億円を病院に寄付したほか、これまでにも何度かスパロウ船長の姿でこの場所を訪れている。
ジョニーの訪問にびっくり
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ジョニーはこういった病院への訪問について、「自分にとって、(訪問は)贈り物なんだ。子供たちから贈り物を貰っているんだよ」と、2015年に出演したイギリスの人気トークショー『グラハム・ノートン・ショー』でコメント。
さらに、「僕の娘が病気でグレート・オーモンド・ストリート病院にいたころは、人生の暗黒期だったんだ。病院への訪問はそれまでもおこなっていたけれど、娘のことを経験してからは、それはより一層重要なものになった。子供たちはとても勇敢だけれど、彼らの両親に笑顔や笑い声を届けることも、僕にとってはとても大切なことなんだ」と語っていた。
リリー・ローズの入院から10年近く経っているにもかからず、病院への訪問を続けているジョニー。感謝の気持ちを忘れないことの大切さを、改めて教えてくれる出来事だった。
Text & Photo: フロントロウ編集部(FRONTROW)/ Megumi Kuga、スプラッシュ/アフロ、ニュースコム、Instagram、Twitter