『ホーム・アローン』 トリビア 5選
クリスマス・ホリデイの家族旅行に、一人で家に取り残されてしまったマコーレー・カルキン演じる8歳のケヴィンが、2人組の泥棒ハリーとマーブから我が家を守ろうと奮闘する物語。子供の頃、ケヴィンの大冒険を夢中になって観た人も多いのでは?
この作品で泥棒のハリーを演じたジョー・ぺシは撮影中、ケヴィン役の当時10歳だったマコーレーと必要以上の交流をしないようにし、より意地悪で嫌な人に思わせるように努力したそう。
実はそんな秘話が、この映画にはたくさん。その中から今回は5つピックアップしてご紹介。
秘話1 マコーレーのスタントマン
主人公ケヴィンが泥棒と対決するとあって、演じるマコーレーにも何かとアクションがあったこの映画。そんなマコーレーのスタント役をしていた人物は、なんと当時30歳のスタントマン、ラリー・ニコラス。10歳のマコーレーの代役はとっても小さな大人だった。
秘話2 泥棒ハリー役
俳優ジョー・ペシが演じた泥棒ハリーの役には、当初は、映画『ツインズ』でも知られる俳優ダニー・デヴィードが考えられていた。
秘話3 マイケル・ジョーダンの切り抜き
映画『ホーム・アローン』のワンシーンで、泥棒たちを追い払うために伝説的バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンの巨大な切り抜きが登場するが、マイケルはマコーレーが当時大好きだったバスケットボール選手。
秘話4 叫びポーズ
映画『ホーム・アローン』と言われて思い出すイメージは、マコーレー演じるケヴィンが頬に手を当てて叫ぶシーンという人が多いはず。あの「叫び」ポーズは、有名な絵画エドヴァルド・ムンクの名作「叫び」がベースになっている。
秘話5 親子役の再会
2014年にトーク番組『Watch What happens live(原題)』に、母親役のキャサリン・オハラが出演。息子役のマコーレーと連絡を取っているか聞かれた彼女は、「もう何年も会っていなかったけれど、2年前に彼を見かけたの」と告白。さらにオハラは、その時マコーレーが彼女の方に近づいてきて「“マミー”と呼んでくれたの。だから、私も思わず“ベイビー”って言っちゃったわ」と明かした。なんとも微笑ましいエピソード。
ちなみに、本作『ホーム・アローン』と、その続編の『ホーム・アローン2』がオリジナル・キャストで作られた後も、『ホーム・アローン』シリーズは作り続けられており、最新作は2012年に公開された映画『Home Alone: The Holiday Heist (原題)』。日本ではDVDでレンタルリリースされている。
こんなにも長い間、世界中で愛されている映画『ホーム・アローン』。年に一度のクリスマス。この連休には、『ホーム・アローン』を観て懐かしいクリスマスを過ごしてみては?