人生の苦労を乗り越えて今のステータスを勝ち取ったセレブたちのサクセスストーリーをご紹介します。
ゴミ箱をあさっていた少女がエミー賞受賞女優に
ドラマ『殺人を無罪にする方法』でエミー賞主演女優賞を受賞した、ヴィオラ・デイヴィス。貧しい幼少期を過ごしたことを明かしているヴィオラは、2014年にPeople誌に、「食べ物を探してゴミ箱をあさることもあったし、お腹がすきすぎて近所のお店から万引きしたことだってあるわ」とその状況を告白。そんな彼女は高校で演劇に目覚め、49歳にしてエミー賞を初受賞。今年は大作映画『スーサイド・スクワッド』にも出演した。
学校でボコボコにされたことが俳優魂に火をつける
LAの中でもあまり治安が良くないエリアで育った俳優のレオナルド・ディカプリオは、小学校は奨学金で治安の良いエリアの学校に行けたものの、15歳の時に公立校に通い始めたことで状況が一変。本人はLost Angeles Times紙に、「初日にボコボコにされたよ。でもこれが人生における原動力になったんだ。15歳の僕は母親に、『俳優になりたい。オーディションに連れて行ってほしい』って頼んだよ。公立校から抜け出したい一心でね」と明かした。この苦労がなければ、名優レオナルド・ディカプリオは誕生していなかったかもしれない。
「スターになれるほど可愛くない」と言われ
トップ女優の中にはブレイク前に「可愛くない」「素質がない」と言われた人は多数。映画『シザー・ハンズ』で知られるウィノナ・ライダーもその1人で、オーディション中に、「女優にはならない方がいいわ。あなたスターになれるほど可愛くないもん。帰って学校に通いなさい。あなたには無理よ」とキャスティング監督に言われたことをInterview誌に明かしている。この相手はその後のウィノナの活躍を見て、一体どんな気分だったのだろうか。
「日給100円で働いていたモデル」「太っていると撮影現場でクビに…」
人気モデルは日給100円以下で家計を助けていた
ロレアルのスポークスパーソンを務める人気モデルのイリーナ・シェイクも幼少期の生活は貧しく、夏休みには家計を助けるために1ヵ月約2,000円というバイト料で地元の病院の塗装作業に参加。この貧しさはモデルとしてパリに渡った後も続き、イリーナはHello!誌に、「食べ物に困っていたことを覚えているわ。でもそれでも諦めなかったことが自分のターニングポイントになったの。何も達成せずに家には帰れないという思いのおかげで一生懸命頑張れたから」と語っている。ちなみにイリーナ、今では塗装のバイトをしていた病院を支援する側に回っているという。
年収21億円のラッパー、「一度はどん底を見なきゃ」
MTVのドキュメンタリー番組『ニッキー・ミナージュ:マイ・タイム・アゲイン』で、「人間なら誰しも一度はどん辺を見なきゃ。そうしないと、自分がどこまでプレッシャーに勝てるか分からないもの」と語った、ラッパーのニッキー・ミナージュ。そんな彼女のどん底はブレイク前のアルバイト時代。番組内で、「ウェイトレスをしていた時に、(食べ残された)パンを盗んで食べてたわ」と明かしている。そんな彼女、今では年収約21億円で女性として唯一ヒップホップ界の年収トップ10に入っている。
「太っている」と言われて撮影現場でクビに
有名になった後に無名時代に受けたひどい扱いを暴露したのは、人気モデルのクリッシー・テイゲン。彼女が噛みついた相手は、ファッションブランドのファーエバー21。クリッシーは若い時代の話として、「撮影現場についたら写真を撮らせてくれって言われたの。彼らはそれを私の事務所に送って、私はメイク中に事務所から電話を受けたわ。『今すぐそこを出なさい。君が太っているからサイズを測定し直すように言われたよ』ですって」とDeJour誌に赤裸々告白。昔の話とは言え、一生忘れない記憶のよう。
食べ物を求めてNYでゴミ箱あさり
映画『アイアンマン2』や『ズーランダー2』などのヒット作の制作に関わっている、ジャスティン・セロー。しかし下積み時代だった20代の頃は収入が低く、Detail誌に、「ゴミ箱をあさっていたよ」と告白。住んでいた場所がNYという都会だけあってか本人いわくゴミの質は悪くなかったそうで、「ゴミを見ることで社会の現状が分かるね。あの時代には良質なものが多く捨てられていたよ」とか。そう哲学的に考えられるのも過去の話だから? 現在は女優のジェニファー・アニストンと結婚して幸せに暮らしている。