そんな彼らの日常を追ったドキュメンタリーが制作・公開
今週末に先行公開された予告動画の中で、セキュリティチームのリーダーを務めるマイキー・アラナが、大スターであるジャスティンのために働くのは一体どんな感じなのかを語った。
以前、その働きぶりがなかなか大変そうだとフロントロウでも紹介した、シンガーのジャスティン・ビーバーのもとで働くボディガードたち。
そんな彼らの日常を追ったドキュメンタリが制作・公開されることに。
海外で先行公開された予告動画の中で、セキュリティチームのリーダーを務めるマイキー・アラナが、大スターであるジャスティンのために働くのは一体どんな感じなのかを語った。
ファンたちの驚くべき行動
3年以上前からジャスティンのボディガードとして働いているマイキー。ツアーやプロモーション活動のために世界中を回るジャスティンに同行し始めた頃に経験したファンたちの驚くべき行動についてこう明かした。
「働き始めたばかりの頃は、とにかく若い女の子たちの力の強さに驚いたよ。興奮状態の女の子たちが3~4人集まると、ものすごいパワーが発揮されるんだ。
ジャスティンが着ているシャツを引きちぎったり、パーカーを脱がせたりね。群衆の規模があまりにも大きくなると、ジャスティンを見失ってしまう危険な場面もあった」と、かなり体格のいい彼でさえ圧倒されたと振り返っている。
ジャスティンに対するファンの接し方の変化
しかし、マイキーは、最近になりファンたちのジャスティンに対する接し方が変わってきたと感じているよう。
「ジャスティンが成長するにつれて、ファンたちも大人になっている。だから最近は(手を出すのではなく)『ハーイ、ジャスティン!調子はどう?』ってちゃんと会話から始めようとする人たちが増えてきたんだ」と、以前と比べると状況が改善してきていることに関心していた。
今年の2月にロンドンを訪れた際のジャスティンとファンたち。確かに以前と比べて穏やかな様子で、ジャスティンもこころよく写真撮影に応じている。
これに関しては、ジャスティンも同じように感じているようで、「みんな少し冷静になってくれたみたいで、むやみに叫んだり感情的になったりするのを控えるようになったようだよ。どうすれば僕がコミュニケーションを取りやすいか理解してくれたみたいだね」と話している。
ボディガードを雇う最も重要な目的
ボディガードを雇うことの最も重要な目的は「ファンとの間にスペースを作ってもらうこと。僕がちゃんと呼吸ができるように、境界線をしっかりと引いてもらうことだね」と語っているジャスティン。
マイキー率いるセキュリティチームのメンバーたちは、彼の身の安全だけでなく、精神的にも安心感をキープできるよう、日々、尽力している。
ジャスティンの父、ジェレミー・ビーバーがプロデュースを手がける、ドキュメンタリー作品『ボディーガード:シークレット・ライヴズ・フロム・ザ・ウォッチタワー』は、12月2日から海外のiTuneで配信開始(日本公開は未定)。
ジャスティンの他にも、ラッパーの50セントやリル・ウェインなどのボディガードたちにも密着している。