きっかけは写真の流出
11月中旬、ローレンと、コロンビア人モデルのルーシー・ヴィヴェスという女性がキスをしている写真がネット上に流出。ローレンはレズビアン、もしくはバイセクシャルなのではないかと話題になっていた。
そんな事態を受け、ローレンのファンは、写真の拡散や彼女のプライベートを侵害しないようにと呼びかけ。彼女へのサポートを表明していた。
「私はバイセクシャルのキューバ系アメリカ人」
ローレンは18日、米Billboard誌のウェブ上で、自身がバイセクシャルであることを告白。同時に、LGBT+や移民といったマイノリティの人たちについて否定的な態度である次期アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏や、彼の支援者に宛てメッセージを送った。
コメントの一部がこちら。
「私はバイセクシャルのキューバ系アメリカ人女性で、そのことを誇りに思っているわ。愛や教育、互いをサポートしあうということを広めているコミュニティーの一部であることも誇りに思っている。
また、私は移民の孫娘や娘であることを誇らしく思う。彼らは勇敢にも自らの故郷を離れ、全く違う言語や文化の新しい世界にやってきたの。自分や家族がより良い人生を送れるように、恐れることなくすべてを捧げたのよ」
ローレンは、トランプ氏や彼の支援者がいくら批判しようとも、彼女は移民の子孫でありバイセクシャルであるということを誇りに思うと主張した。
また彼女は、「トランプ氏に投票したからといって、自分は人種差別者や、同性愛嫌悪、性差別者、外国人嫌い、馬鹿ではないと言っている全てのトランプ支持者たち」を、「偽善者」だと批判。
フェミニズムや、人種差別の撤廃など、今まで築き上げてきたものすべてをトランプ氏が破壊していくと語り、「あなたは、こんなアメリカを取り戻したいの? 周りの人たちが自由に生活を送ったり、人を愛したりするのを恐れるような世界を?」と問いかけた。
トランプ氏が勝利したことにより、LGBT+などマイノリティへのサポートがこれまで以上に叫ばれる一方で、彼らへの嫌がらせなども起きている現状。
そんななか、自らの考えをはっきりと表明したローレンに、ネット上では「あなたを誇りに思う」「素晴らしい」と、称賛の声が上がっている。