3年前にゲイであることをカミングアウトした、ドラマ『プリズン・ブレイク』のウェントワース・ミラーが、英Attitude誌でLGBTQ(※)の若者たちにメッセージを送った。
※LGBTQ: レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィアの略称。
ウェントワースは、LGBTQだとカミングアウトしようと奮闘している人や、同性愛者であるが故にいじめを受け、自殺を考えている人たちに向け、「もうすでに誰かが言っているだろうけど」と前置きしたうえで、「いつの日か状況は良くなるし、自分の仲間を見つけることが出来るはずだ」とエール。
さらに「君はただ、自分自身のことを愛し、祝福しようと待っている人たちがいるって信じればいいんだ」と語り、「現実には、それまでの間は、自分自身が自分の仲間にならなくちゃいけないかもしれない。これは学校では教わらないことだ。だから、まずは自分のことを愛すことから始めよう」とアドバイスした。
自身も、子供のころから鬱や自殺衝動などに悩んでいたというウェントワース。そういった経験を乗り越え、今ではゲイであることもオープンに明かしたうえで俳優や脚本家として活躍することが出来ている彼からのメッセージは、同じように悩みを抱える人たちにとっては心強いものとなるだろう。