美女と野獣 映画 ディズニー 実写版 エマ・ワトソン Beauty and the Beast Disney Movie Emma WatsonPhoto: スプラッシュ/アフロ

【フロントロウ編集部】

 3月17日に全米公開された映画『美女と野獣』がオープニング週末に1億7,000万ドル(約189億円)の興行収入を記録。

 米ボックスオフィスで初登場1位を獲得し、3月に公開された映画のオープニング最高記録を更新して「3月に史上最大のオープニング記録を作った映画」という称号を手に入れた。

 エマ・ワトソンが主人公ベルを演じている『美女と野獣』の好記録には、女性が大きく貢献していることが分かっている。

 興行収入を記録・分析するBox Office Mojoのデータによると、公開初日に映画を観た男女の割合は女性72%・男性28%。

 週末全体では女性が60%を占め、観客の60%が女性だった『マレフィセント(総収800億円)』や、女性が57%を占めた『フローズン(総収1,400億円)』と似た数値を記録しており、これらの作品に続く大ヒットが期待されている。

 一方、『美女と野獣』のヒットには、フェミニストであるエマが願う映画界での男女平等の実現を手助けするという側面も。

 アメリカでは映画館に足を運ぶ人の過半数が女性だけれど、いまだに主要キャストの60%以上が男性。『美女と野獣』のように女性を主人公にした作品がヒットすることはこういった問題で映画会社にアピールする良いきっかけになる。

 日本では4月21日に公開される『美女と野獣』。これからどれだけ成績を伸ばすか楽しみ。

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