元ワン・ダイレクションのメンバーであるゼイン・マリクが、自身の人生や、ワン・ダイレクションでの経験から着想を得たドラマの製作に携わっていることが分かった。
ドラマはアメリカのテレビ局NBC制作で、タイトルは『ボーイズ』。大成功を収めたボーイズ・グループの物語で、明るい側面だけでなく、彼らにつきまとうプレッシャーなどについても描かれるそう。
今作の製作には人気ドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』を手掛けるディック・ウルフも関わっていて、ゼインは今回のドラマについて、「ディック・ウルフは素晴らしいよ。彼と一緒に働けて、そしてNBCと魅力的なドラマシリーズを作ることが出来るなんて最高だよ」と、Variety誌にコメントしている。
また、NBCの代表ジェニファー・サルケは、「ゼインは、子供たちが目まぐるしい速さで名声にとらわれていくこの世界について、本物の視点をもたらしてくれたわ」と、ゼインの実体験がドラマに大きく貢献していることを明かした。
グループ脱退後、ソロとして発売したアルバム『マインド・オブ・マイン』が各国で1位を獲得。さらに今月の初めにシンガーのM.I.Aとのコラボ曲が発表されたほか、来年の1月には、大手シューズブランドとのコラボ商品の発売や、ソロとしての初来日公演も決定しているゼイン。そして今回、テレビ界に進出と、どんどん活躍の場を広げていっている。