ラッパーのカニエ・ウェストが、携帯電話は持たない生活をすると発表した。
カニエは昨夜ツイッターにて、「制作するためのスペースを作るために携帯電話は捨てた」と投稿。クリエイティヴィティの邪魔になるという理由で、スマホを手放したという。
この宣言はすでに3万回もリツイートされていて、シンガーのケイティ・ペリーから「つながるために電源を抜くのね」とコメントをもらうなど、大きな反応を得ているが、フォロワーからはある共通するツッコミが寄せられている。
「だからパソコンでツイートしてるんじゃ、もっと時間かからない?」
「パソコンでツイッターやると、クリエイティヴィティ上がるよね」
「パソコンからツイートするためには、スペースが必要だよね」
電子機器と距離を置くと宣言しておいてパソコンからSNSを使っていたら意味がないのでは、というのが世間の反応。
ちなみにカニエが携帯電話を持たずに生活をするのはこれが初めてではなく、現在の妻でリアリティスターのキム・カーダシアンと付き合うためにスマホを契約するまでは、ずっと携帯電話は持たないでいた。
ラッパーとしてブレイク後、連絡を取りたいスタッフにどんなに懇願されても携帯電話を契約しなかったカニエ。
そんな彼が携帯電話を手に入れたきっかけは、現在の妻であるキムにアタックするためだった。
当時キムはNBA選手のクリス・ハンフリーズと交際中で、カニエは後に、キムの妹クロエ・カーダシアンのトーク番組『カクテルズ・ウィズ・クロエ』でこう明かしている。
「ネットでキム・カーダシアンが長身の人と一緒にいる姿を見たんだ。それで、『彼女に電話か何かをしなきゃ』って思ったのさ。彼女にバスケットボール選手の現役時代の写真とダサい恰好をした現在の写真を送って、『これが君の未来なんだよ!』って言ったよ」
その後キムはクリスとスピード離婚し、カニエと交際して結婚。世間になんと言われようが、愛する妻を手に入れた今、携帯電話はもうお役目ごめんということ。