かっこよさに惚れるジャスティン男子
もともとジャスティンのファン層は、若い女性がメイン。いわゆる、アイドルという立ち位置だった。
しかしそれが最新アルバム『パーパス』のリリースと共に変化。日本の音楽関係者はフロントロウ編集部に、「これまでのファンにプラスして、男性ファンがぐっと増えました。『ジャスティンかっこいいっす!』という感じで楽曲を聴いているようです」と語る。
アイドルから共感できるアーティストへ
ジャスティンが新たな層にウケている大きな理由は、音楽の変化がある。『パーパス』ではスクリレックスなど旬なプロデューサーを起用し、トロピカルハウスなどのトレンディな曲調にも挑戦。今作で新たにジャスティン・ファンになったという米男性は、「前は違う年代に語りかけてる感じだったけど、今は共感できるようになったよ」とフロントロウ編集部に話した。
さらに世界各地で開催されている公式グッズのポップアップストアの列にジャスティンよりもずっと年上の男性の姿が見られていることからも、音楽だけでなく全体的なイメージにも支持が集まっているようだ。
ティンバーレイクの成功に習って
ひと昔前には、シンガーのジャスティン・ティンバーレイクが曲調やルックスをガラリと変えて同じようにアイドルから脱却したが、そんな彼は今は実力派シンガーとして多くの功労賞を受賞して音楽界で尊敬されている。
パーパス・ツアーで見られたファン層の拡大からも、ジャスティン・ビーバーには今後さらに多くの成長と活躍が待っていることが予感された。