今アメリカではどんな映画が流行っているのか? 先週末3日間(6月17日~6月19日)の映画興行収入ランキングをお届け。
画像: 『ファインディング・ドリー』のポスター。

『ファインディング・ドリー』のポスター。

 金曜日(17日)公開のディズニー映画『ファインディング・ドリー』が、約142億円の興行収入を稼ぎ、初登場1位を獲得! 先週1位だった『死霊館 エンフィールド事件』のオープニング3日間の興行収入は40億円だったので、なんとそれよりも100億円以上も多く稼いだ計算に。この成績は、アニメ映画史上歴代1位のオープニング興行収入となり、新記録を樹立。絶好調の滑り出しとなった。

 監督は、映画『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』などの脚本を担当したアンドリュー・スタントン。共同監督を、ピクサー映画のアニメーションを担当してきたアンガス・マクレーンが務める。

 『ファインディング・ニモ』の続編にあたる今作は、忘れっぽい性格のドリーが、唯一忘れなかった家族を探すために冒険に出る、といったストーリーで、日本では7月16日から公開。予告編では、前作からのキャラクターであるニモや、その父マーリンはもちろん、タコのハンクやジンベイザメのデスティニーといった新キャラクターたちの姿も確認できる。

画像: Finding Dory Official US Trailer www.youtube.com

Finding Dory Official US Trailer

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 主人公ドリーの声を演じるのは、コメディアンで女優のエレン・デジェネレス。公開日には、自身のツイッターで「この日をずっと待っていたの!」と、喜びのコメントを投稿。

 ちなみに、現在ツイッターでは、ハッシュタグ「#FindingDory(ファインディング・ドリー)」を使ってつぶやくと、ハッシュタグのうしろにドリーのキュートな絵文字が現れる仕様に!

画像: 3日間で142億円!『ファインディング・ドリー』が新記録を樹立して米初登場1位

 初登場第2位となったのは俳優ドウェイン・ジョンソンと、コメディアン兼俳優のケヴィン・ハート主演のアクション・コメディ映画『セントラル・インテリジェンス(原題)』で、興行収入は約36億円。

画像: 『セントラル・インテリジェンス』主演のドウェイン・ジョンソン(左)とケヴィン・ハート(右)。

『セントラル・インテリジェンス』主演のドウェイン・ジョンソン(左)とケヴィン・ハート(右)。

 先週初登場1位を獲得した『死霊館 エンフィールド事件』は第3位にランクインし、約16億円の興行収入となった。

 来週は、ブレイク・ライヴリーが第2子妊娠中に撮影していた映画『ロスト・バケーション』や、エル・ファニング主演のホラー映画『ネオン・デーモン(原題)』が公開予定。
 
 来週公開の新作映画が1位になるのか、はたまた大ヒットスタートの『ファインディング・ドリー』が引き続き首位を飾るのか? 来週のランキングからも目が離せない!

最新の週末興行収入ランキング

1位 『ファインディング・ドリー』
2位 『セントラル・インテリジェンス(原題)』
3位 『死霊館 エンフィールド事件』
4位 『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』
5位 『ウォークラフト』
6位 『X-Men:アポカリプス』
7位 『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』
8位 『ミー・ビフォー・ユー(原題)』
9位 『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
10位 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

参考:Box Office Mojo

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