離脱により、EU内での移住や就業の自由が無くなるとの懸念やイギリスの経済的損失への恐れから、若者たちの多くが残留を支持していた同問題。
初期の予想では残留派が離脱派を上回るとされていたものの、いざフタを開けてみると離脱派がわずかに過半数を超えていたことで、意外な結果にショックを受ける国民も多いこの事態に、今回の投票に参加したセレブたちはどう反応した?
イギリスのEU離脱に言及したセレブたちのツイートをフロントロウ編集部が総まとめ。
ワン・ダイレクションのナイル・ホーラン
「とても悲しい日だ。これから起こる経済的打撃に離脱派に投票した人たちは自分たちの判断を後悔することになるだろうね」
イギリス人シンガーのエリー・ゴールディング
「このニュースを聞いて、胸が張り裂けそう」 「今回のことは、私のこれまでの人生の中でもっとも痛烈な出来事の1つだわ。今朝、これまでには感じたことのない恐怖を感じたの」
映画『ハリー・ポッター』 シリーズの原作者J・K・ローリング
「今回ほど『魔法が使えたらいいのに』と思ったことはなかったわ」
イギリス人モデルのスキ・ウォーターハウス
悲しみや、焦り、落胆、号泣などといった絵文字を並べて今の気持ちを表現
映画『トワイライト』の俳優ジェイミー・キャンベル・バウアー
「ショックだ。悲しい。混乱してる」
イギリス人シンガーのリリー・アレン
「ミレニアル世代(1980~2000年代に生まれた若者)のみんな。私たちはとんでもない状況に陥ってしまったわよ」
イギリス人ファッショニスタのアレクサ・チャン
ハートが破れた絵文字で傷心をアピール。
アメリカで活躍中のイギリス人司会者ジェームズ・コーデン
「イギリスで今起こっていることがどうしても理解できないよ。イギリスの若者たちをとてもかわいそうに思う。とてもガッカリしただろうね」
彼らの反応から見てわかるように、セレブたちは軒並み残留を支持。ショックを隠せないといった発言から、若者の将来を愁う発言まで、どのセレブも落胆の様子が色濃く見えた反応だった。
EU離脱の選択を受けて、残留派を率いていたデーヴィッド・キャメロン英首相が辞意を表明し、世界経済にも影響を及ぼすなど、日を追うごとにますます大きな騒動へと発展している同件。
ただ、今すぐに何かが起こるというわけではなく、イギリスは今後最低2年間の間に段階を経てEUからの離脱を進めることになる。今後、一体どうなっていくのか、そして世間に影響力を持つセレブたちは、この問題にどう関わっていくのだろうか。