ブラピが禁酒宣言、飲酒はじつは社会問題
ブラッド・ピットがアンジェリーナ・ジョリーとの離婚の原因のひとつとして自身の飲酒問題があったと米GQ誌で告白。
大学時代からお酒を飲まない日はなかったと告白し、「お酒を飲み過ぎていた」「もう(お酒に飲まれた)人生を生きたくない」と語って、半年前から禁酒していることを明かした。
ブラッドのこの宣言で飲酒問題にスポットライトが当たっているが、じつはアメリカでは、飲酒は大きな問題。
日本で治療が必要なアルコール依存症患者の数は80万人とされているが、2015年にアメリカで実施された調査では、わずか1年の間にじつに320万もの人が飲酒問題を抱えていると答えた。これは成人の7人に1人にあたる。
「禁酒」したセレブたち
自身の飲酒問題を認めて「お酒を飲まない」選択をしたセレブはこの人たち。
ブラッドリ・クーパー
アルコール依存症だったブラッドリーは、2012年に依存症治療を受けてから禁酒している。
「お酒を飲まないほうが良い決断を下せる」とGQ誌のインタビューで語ったブラッドリーは、その言葉通り、禁酒後のキャリアが急上昇し人気は右肩上がり。今ではオスカー常連の大物俳優にまで成長した。
ナオミ・キャンベル
スーパーモデルとして日本でも有名なナオミは、20代後半からか鏡に映る自分さえ見たくないと感じてしまう自己嫌悪から、飲酒問題に悩まされていたと英Vogue誌に告白。
お酒の飲みすぎで死も覚悟したというナオミは、アルコール依存症を克服するカウンセリングに参加してから禁酒を続け、心身ともに健康を取り戻した。
ダニエル・ラドクリフ
『ハリー・ポッター』シリーズで時の人となったダニエルは、大作シリーズ映画の主演という重圧から、お酒に逃げてしまった過去をTelegraph誌に明かした。
「お酒を飲むと人が変わってしまったんだ、良くないほうにね」と語ったダニエルは、『ハリー・ポッター』シリーズ最終章の撮影終了後に、アルコールの危険に気付いて禁酒を宣言。
「お酒を飲まない」セレブ
過去の苦い思い出がなくても、お酒を飲まないというセレブもいる。お酒に興味がないのに周りに合わせるために飲んでいた過去を明かしたセレブも。
ジリアン・ジェイコブス
ドラマ『ラヴ』ではアルコール中毒者の主人公を演じているジリアンだけれど、実は彼女は一度もお酒を飲んだことがないことを、トーク番組に出演した際に明かした。
ルーシー・ヘイル
ルーシーは、Brydie誌のインタビューで、「昔は周りの人に馴染むためにお酒を飲んだり、夜遊びしたりしていた。でも自分は違うってことに気付いたの。だから今はそういうことにもう興味がないのよ」と語り、現在はお酒を断っている。
デヴィッド・ベッカム
Telegraph誌のインタビューに答えたデヴィッドは、22年間サッカー選手として第一線で活躍してきただけに、お酒は飲んでこなかったと告白。
ただ、最近になって機会があればワインやウィスキーをたしなむようになったという。
ブレイク・ライブリー
ブレイクはAllure誌のインタビューで「お酒は飲まないわ。お酒とかドラッグとか、私にはそういう欲望はないの」と、飲酒に興味がない事を明かした。
もちろんお酒は適度に摂取すれば楽しいものだけれど、飲酒が原因でトラブルに巻き込まれる可能性があるのも事実。
セレブの経験を教訓にして、今一度お酒で失敗をしないように心がけたい。