Photo:スプラッシュ/アフロ,Instagram/ Wonder Woman Film, Twitter/ Patty Jenkins
 北米での公開2週間で4億3,500万ドル(約478億円)もの興行収入を記録し、予想外の大ヒットとなっている映画『ワンダー・ウーマン』。同作を観た子供たちのリアクションに感動する大人が続出している。

同作の女性監督が嬉しい悲鳴

 北米での公開から3日間で110億円を稼ぎ、ディズニー実写版映画『美女と野獣』を超えるツイート数を記録するなど、日本公開前から話題が尽きない映画『ワンダー・ウーマン』

画像: ©WonderWomanFilm

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 これまでスーパーヒーローものの映画といえば、男性が主役の作品が主流だっただけに、女性のヒーローが大活躍する作品とあり、昨今活発化しているフェミニズム運動の追い風も受けて、この夏、とくに注目を集めている。

 そんな同作を手がけた女性監督のパティ・ジェンキンスが嬉しい悲鳴を上げる出来事があった。

画像: ジェンキンス監督と主演のガル・ガドット。

ジェンキンス監督と主演のガル・ガドット。

 それは、彼女が同作のプロデューサーから受け取ったある報告書の内容にとても感動したから。
 パティは、自身のツイッターでフォロワーに向けてこの報告書をシェア。そこには、ある幼稚園教諭が『ワンダー・ウーマン』を観た園児たちのリアクションをまとめたものが綴られていた。

『ワンダー・ウーマン』を観た園児たちの反応

 「私はある幼稚園で働いています。『ワンダー・ウーマン』の公開後、1週間以内に見られた園児たちの可愛らしい反応をまとめました」と始まる報告書には、こんな内容が。

 フロントロウがいくつか抜粋して翻訳(※ネタバレはないのでご安心を!)。

●以前は『アイアンマン』ファンだと言っていた男子児童が、両親に『ワンダー・ウーマン』のお弁当箱を買って欲しいとお願いしたと教えてくれた。
●3日後に誕生日会を控えた女子児童が、予定していた『美女と野獣』のテーマをやめて、代わりにどうしても『ワンダー・ウーマン』のテーマのパーティをやりたいと両親におねだりした。
●休み時間に『ワンダー・ウーマン』ごっこをしていた7人の女子児童たちが、「誰もが主役のワンダー・ウーマン役をやりたかったけど、ケンカをして争う代わりに、みんなでアマゾネス役(※物語に登場する女戦士たち)をやることで協力して悪を倒すことにした」と話していた。
●キャンディの包み紙を床に捨てようとした男子児童を見た女子児童が「環境破壊しないでよ、おバカさん! だからテミシラ(※ワンダー・ウーマンが暮らすパラダイス島)には男性がいないのよ!」と叫んでいた。
●前日に同作を観た女子児童が「先生、あなたは正しかったわ。『ワンダー・ウーマン』は『アナと雪の女王』よりずっとずっと面白かった」と報告してくれた。

 幼稚園教諭からの報告書の最後には、「この映画がたったの1週間で、こんなにも現代の子供たちの考えを変えることができるのなら、この先の将来、『ワンダー・ウーマン』のような映画が誕生することで、どれだけ次の世代の子供たちに希望を与えられるかということを、どうか覚えていてください」と添えられていた。

 これに対し、パティは、「ものすごく素晴らしいわ! 今まで頑張ってきて本当に良かった!」と報告書の送り主に対して大興奮の様子で感謝の言葉を投稿。彼女のフォロワーたちからも、子供たちのポジティブで可愛らしいリアクションに感動の声が寄せられている。

主演女優も続編への決意を新たに

 さらに、同作に主演した女優のガル・ガドットもこの子供たちのリアクションに喜びの反応。教諭の最後の一文に特に感動したガルは、自身のツイッターで、「最後の一節に感動して鳥肌が立ったわ。本当にその通りだし、すごくパワフルね。続編に向けて俄然やる気が出てきたわ」と、すでに制作が決定している続編へのコメントをしていた。

 業界人でさえ、まさかここまでのヒットは期待していなかったという同作。観た人からの口コミも後押しして、今後、ますます全世界での観客動員数を伸ばしそうな予感! 日本公開は8月25日(金)。

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