テイラーのユーモアが炸裂
ここ最近、公の場に姿を見せていなかった人気シンガーのテイラー・スウィフトが、先日行われた米バスケットボール界の祭典「NBAアワード」に登場。ビデオではあったが、この日同アワードでMVPを獲得したオクラホマシティ・サンダーのスター選手ラッセル・ウェストブルックに、祝福のメッセージを送った。
.@taylorswift13 sings Russell’s praises! #0urMVP pic.twitter.com/5HgKeVrMsi
— OKC THUNDER (@okcthunder) 2017年6月27日
「バスケットボールの勝負で、あなたが初めて私に勝った時のことを忘れない。すごく悔しがっていた私にあなたはこう言ったの。覚えてないかもしれないけど、『シェイク・イット・オフ(気にするなよ)』ってね。それが「シェイク・イット・オフ」のアイディアになった」
「だから、お互いにそれぞれのキャリアの発展に貢献したことにお礼を言わなきゃね。そのためにあなたへのお祝いビデオに出演したの。(知り合って)どれぐらい経つかな、20年くらい?」
ビデオの中で、ラッセルがテイラーの大ヒット曲「シェイク・イット・オフ」のインスピレーションを与えたこと、そして2人が20年来の友人であることを明らかにしたテイラー。
しかしその後、すべてはジョークであったことを暴露。
「実は会ったことないの。だからこの話は全部ウソ。でもこれが本当だったら良かったのに。でもあなたは最高よ! しかもMVPまで獲得するなんて。私もすごく嬉しい。あなたに特大のハグをおくるわ。おめでとう!」
「1度も会ったことがない」というまさかのオチではあったものの、テイラー流の茶目っ気たっぷりなスピーチでこの日の主役であるラッセルをお祝い。実はラッセルは、テイラーのコンサートに行ったり、自身のSNSに彼女のヒット曲を歌う動画を投稿したりするほど、熱烈なテイラーファン。このサプライズは、MVP受賞と同じくらい嬉しかったに違いない。