ミシェル・ロドリゲスが、自身が出演する映画『ワイルド・スピード』シリーズから、今作を持って降板する可能性をほのめかした。

レティ・オルティス役で『ワイスピ』降板?

 『ワイルド・スピード』シリーズのレティ・オルティス役を演じたミシェル・ロドリゲスが、今年4月に日本公開したシリーズ最新作を『ワイルド・スピードICE BREAK』を最後に、本シリーズから退くかもしれない事を明かした。

 先日ミシェルが、インスタグラムでこんなコメントを投稿。

「『ワイスピ』のシリーズが、次回作からもっと女性への愛を見せてくれる事を願っている。そうじゃなければ、本シリーズとはお別れしなきゃいけないかも。いままで本当に楽しかったし、何年もついてきてくれたファンのみんなや製作陣にも感謝しています」

 「女性への愛」が足りないことを理由に、ミシェルが降板をほのめかしたミシェル。確かに『ワイルド・スピード』といえば、男性陣中心のメンバーがカーチェイスを行う印象が強い映画。
 そんな映画だけあってシリーズを通して女性キャストが少なく、「強い女性」として活躍できない環境があった。

女性がもっと活躍できる役を

 こうした女性の声が届きにくい環境で何シリーズも出演したミシェルは、変わらない現状にしびれを切らしたよう。

 さらにミシェルはEWのインタビューで、「ある時、レティというキャラクターが変わったの。以前までは誇らしく思っていたレティ役だけれど、今の男性ばかりの職場では、女性に対してきちんとしたメッセージが送れない」と、語った。

 そんな彼女の発言は大反響を受け、コメントには好意的なコメントが多いものの、ファンとしては『ワイスピ』から彼女がいなくなってしまう悲しさから「こういうことは言わないで!」「ショック」という声も多い。

画像: 女性がもっと活躍できる役を

根強く残る男性主義の風潮

 特に映画業界では、まだまだ根強く残る男性主義の風潮。ミシェルがメインキャラクターとして出演し続けた、大ヒット映画『ワイスピ』シリーズでも、その影響がいまだ残っていることを警告したミシェルの勇気ある行動はさすが。

 『ワイスピ』主演で、プロデューサーも務めるヴィン・ディーゼルにとって、ミシェルは妹のような存在と公言しているだけに、今回の彼女の意見は大きいのでは。

画像: 根強く残る男性主義の風潮

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