エド・シーラン、今後ツイッター更新しない宣言
エド・シーランは、今後一切公式ツイッターを自分で更新しないことをインタビューで明かした。
エドは「じつはツイッターから完全に距離を置いているんだ。何もしていないのに悪口を書いたコメントが来るから、ツイッターを見られない。いじわるなコメント1つでも落ち込むんだ。なんでこんなに僕のことが嫌いなのかわからない」とし、いわゆる「ネットいじめ」の標的になってしまったために、ツイッターの更新をしないことを決意した。
レディー・ガガのファンが悪口を書いた?
エドがツイッターで「ネットいじめ」にあうようになった要因の1つに、レディー・ガガの名前があがっている。
というのも、2017年初めにエドはインタビューで「アルバムが2つ大ヒットしただけで、なんでも知っているかのように無敵だと思うようなアーティストにはなりたくない。全盛期が過ぎた後にスーパーボウルに出演したりしたくないし」と語り、名指しはしていないものの、その年のスーパーボウルでパフォーマンスしたレディー・ガガを連想するようなコメントを残している。
これに激怒した一部のレディー・ガガのファンが、ガガを守るためにエドをバッシングするようなツイートを送っていた。
エドは、そのインタビューはガガの事を言っているわけではないと釈明したものの、ファンの怒りは収まらず、エドとガガのファンとの間で生まれた誤解がネット上で拡大し、エドへの言葉の「いじめ」もさらに激しくなり、今回の事態に陥った。
今回の事態にガガもコメント
エドが熱狂的な信者が多いガガのファンを激怒させてしまったために引き起ったとされるエドへの「ネットいじめ」。
以前からエドと親交があったガガは、これまでコメントを控えていたけれど、今回の事態にインスタグラムを通して声明を発表。
「私の大好きな才能に溢れたアーティストのエド・シーラン。彼は私たちの愛やリスペクトを受けるべき素晴らしい人で、すべての人が愛と尊敬を受けるべきです。ネットのコメントがすべて愛に溢れたポジティヴなものになってほしいと願っています。アーティストにそのような『悪口』をぶつける理由はありません。みんな、努力して優しくなりましょう。親切になることは、人としてまず努力すべきこと」
と、エドの名前を出して彼を擁護し、ネット上で広がる「悪口」や「いじめ」をしないように声をかけた。
ガガのコメントで、エドがツイッターから戻ってくることを願う。
※【追記】7月6日18:30
エド・シーランが、自身のインタビューで宣言したツイッターやめる発言に対して、インスタグラムと通して釈明した。
「ツイッターやめるって話がずいぶん広まっているけど、僕はなにもやめないよ!やめるんではなくて、コメントを一切読まないようにしているだけ。僕が読むのは『ハリー・ポッター』だけだよ」
と、ユーモアを含めながら、ツイッターをやめるのではなく、コメントを読むことをやめたことを伝えた。